トランプ大統領 改めて持論 “日米安全保障条約は不公平” | NHKニュース

トランプ大統領 改めて持論 “日米安全保障条約は不公平” | NHKニュース

アメリカのトランプ大統領は、Ｇ20大阪サミットを前にアメリカのメディアのインタビューに応じ、日米安全保障条約について「もしアメリカが攻撃されても日本はわれわれを助ける必要は全くない」と述べて、不公平だと不満を示しました。
トランプ大統領は26日、Ｇ20大阪サミットに向かう前にアメリカのＦＯＸビジネスネットワークの電話インタビューに応じました。
この中で「日本やインド、それに東南アジア諸国との２国間の協定で何を実現したいか」と問われたのに対し、トランプ大統領は「ほとんどの世界の国はアメリカから極めて大きな利益を得ている。これは信じられないことだ」と指摘しました。
そのうえで日米安全保障条約について「もし日本が攻撃されれば、われわれは第３次世界大戦を戦うことになり、あらゆる犠牲を払って日本を守る。しかし、もしアメリカが攻撃されても日本はわれわれを助ける必要は全くない。彼らはソニー製のテレビでそれを見ていられる」と述べ、不公平だと不満を示しました。
日米安全保障条約を巡ってはアメリカのメディアブルームバーグが24日、トランプ大統領が最近、私的な会話で条約は不公平だとして破棄に言及したと伝えましたが、アメリカ国務省は「記事には根拠がなくアメリカは条約を守る」と否定しています。
トランプ大統領は今回、条約の破棄には触れていませんが、大統領就任前には日米同盟が不公平だという考えを示したことがあり、改めて持論を展開した形です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190626/k10011970271000.html

そもそも論の話をするなら、日本に憲法９条という呪いを打ち込み、歪な戦後教育を通じて、徹底的な「平和ボケ国家」に貶める事で、二度と有色人種国家・日本が列強として強大化しないようにと、軍備放棄させ、自国防衛すらアメリカに依存しなければならない体制を、７４年の長きに亘って押し付けていた国が、そうした責任を棚上げして、言っていいセリフではないよね。
最低限、日本の憲法９条を押し付けた事は過去のアメリカの政策は誤りで、日本の核武装を認め、再軍備に協力する位のメリットを提示して貰わんと。
日米安保は「防衛的な性質の軍事同盟」ではあるので、「アメリカが侵略された際に、日本も参戦する」という対等の条件なら、日本の外征部隊の再編を含めた再軍備と核保有に協力する事を最低限の条件として、相互条約としてアップグレードするのはありだと思う。
ちなみに、核武装が必須なのは、アメリカに戦争を仕掛ようとする国は、核保有国以外あり得ないので、日本が自動参戦する条約が結ばれていた場合、確実に日本も核攻撃を受ける事になるから。
特に、日本が非核保有国のままなら、間違いなく「安全に滅ぼせる」と言う理由で、アメリカより先に狙われる事になるので、日本もアメリカ同様の核保有国にならないと、アメリカと対等な軍事条約なんて、恐ろしくて結べやしない。
アメリカの核の傘は、アメリカの都合でしか開かない訳で、それを当てにしろと言われて納得できているのは、現状の片務的な軍事条約で「(対米戦争に)日本が参戦しない可能性」があるからって事は、しっかりトランプにも理解して貰って欲しい。
ぶっちゃけ、日米安保が相互条約に格上げされたら、ロシアやイラン相手の、日本の友好関係は間違いなく破綻するからな…。
それだけでも、日本にとってはとんでもなく大きい代償だってんだから、再軍備と核保有ぐらいは最低限だろって話。