gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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検察庁法改正に抗議、ツイッターで150万超 著名人も:朝日新聞デジタル

検察庁法改正に抗議、ツイッターで150万超 著名人も:朝日新聞デジタル

検察官の定年を65歳に引き上げる法改正案を認めていいのか――。作家や漫画家、俳優、音楽家らが10日未明、疑義を唱える声をツイッター上で次々と上げた。「#(ハッシュタグ検察庁法改正案に抗議します」の投稿が相次ぎ、その数は午前8時過ぎに一時、約150万件を超えた。
「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい」。俳優の井浦新さんが10日朝に投稿すると、「いいね」が1万件以上ついた。
検察官の定年を65歳に引き上げる法改正案への抗議として、ハッシュタグ(#検察庁法改正案に抗議します)で賛意を示したのは、俳優の浅野忠信さん、秋元才加さん、漫画家のしりあがり寿さん、羽海野チカさんら。小泉今日子さん本人によるものとみられる投稿もあった。
9日午後に10万件程度だった投稿数は、10日午前3時ごろに100万件を突破。「三権のバランスをくずすこと、国を『国民』ではなく『自ら』の都合のよい形にするのはやめてほしいです」という声があがり、著名人に対しては「勇気あるツイートに感謝します」「とっても頼もしい」という賛意も寄せられた。
検察官の定年を65歳に引き上げ、内閣の判断で検察幹部の「役職定年」を延長できるようにする検察庁法改正案の委員会審議は今月8日、与党が強行する形で始まった。黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長問題を追及する野党側は、森雅子法相の出席が必須などと求めているが、与党は応じず、与党は週明けの委員会採決をめざすとみられる。
安倍内閣は、1月末に政権に近いとされる黒川氏の定年延長を閣議決定。検察トップの検事総長に就ける道を開くことになったため、「検察の私物化」との批判の声が上がっていた。

https://www.asahi.com/articles/ASN5B34BYN5BUTIL005.html

なんか急激に盛り上がって、気持ち悪かったので調べてみたんだけど、元々は今年の3月に「一般職国家公務員の定年を2030年度に65歳にする関連法案を閣議決定」という前提があり、63歳定年、と差があった検察幹部の役職定年も「同水準に揃える」という、それだけの話でしかない。
むしろ、今までの「特別待遇」を「一般職と揃える」という、公平化の話なのに、これを例の言いがかりに等しいモリカケ問題を結果的に終息させたことで、「政権に近いとされる」黒川東京高検検事長の定年延長と結びつけて、勝手に吹き上がっている、と言う、マスコミお得意の「情報操作」が加わった、騒ぎであるらしい。
…こー言うのにコロリと騙される文化人って、本当に暇なのね…。
三権分立とか吹き上がってるけど、国会は「立法」を管轄しているので、法改正なら国会に提出して審議する、この枠内で行われている現状の、どこが三権分立を犯しているのか理解できない。*1
上の文脈で言うなら、内閣(総理大臣である安倍首相)に近い(とマスコミが報道する)黒川検事長への利益供与に「見える」から、行政を担当する内閣が国会の立法権を侵害している、みたいな流れなのかもしれんけど、大元がモリカケと言うマスコミと野党による冤罪なので、どこにもファクトは、無いと言うオチ。

*1:野党は審議拒否以外の対策が出来ていない。「首相による特定個人に対する利益供与」という証拠の無い疑念だけで問題視しているからで、そもそも定年年齢に差がある事自体が不平等であり、一般職の定年延長が決まった後で、これに反対する事自体が無理筋なので、「話し合い」をしたら反対できないって判ってるからこその審議拒否なのだ。本当に定年延長に上記以外の問題があるならそこを指摘すればいいのに、それが無い。結局、ダダこねてサボってるだけなのに、マスコミと力を合わせると仕事をしているように見える不思議