富士見ファンタジア文庫

BLACK BLOOD BROTHERS〈4〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ 倫敦舞曲 (富士見ファンタジア文庫)

イラストの影響で、未だにオーフェン臭を感じてしまうけれど、あっちと違って単純なイタイ系ギャグは控えめだから、安心して読める一冊。
ジローさんの過去編で、ミミコさんのライバルの過去編でもあるけど、『勝ち目ないから』とだけ。

天涯少女・シノ―狗狼伝承 (富士見ファンタジア文庫)

はて、前巻はいつの発売だったか。今月の富士見は不死身と改名したい勢いで長期中断していた作品を刊行中。
一応読了したけど、ネタを噛み砕くために前巻を探す気になれない。
完結はした。…のだろう。多分、きっと、おそらく。
未収録の短編は、ネタを加えて同人で出すらしいけど、権利関係で揉めないのだろうか…。

刃を砕く復讐者〈下〉―封仙娘娘追宝録〈9〉 (富士見ファンタジア文庫)

どうみても夏です。ありがとうございました。
…某スレではネタバレ解禁から一日で一スレを使い切る勢いで進行したとかしないとか。
作者の病気療養やらなにやらがあったらしいけれど、上下巻の刊行間隔が約五年と激しく開いているという非道な状態にもかかわらず、続刊を温かく待っていた人が大勢いるというあたり、似たような状況で散々に叩かれ過疎っている神スレとは大違い…。
内容は、五年のブランクを感じさせない面白いものではあったけれど、次の巻も五年待たせたら流石に読者が暴動起こすぞ、という引きで終了。

しかし、今年は並居る遅筆作家が続きを出すという椿事が起きる年だったけれど、それでも頑固に出さない小説家もちらほら…小野主上、頼むから十二国記の続き出してください。