gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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魔法少女リリカルなのはA’s

十話。
物語的には、転から結に向けて、謎解きの回である。
今までの鬱憤を晴らすかのような、怒涛の展開。
守護騎士ヴォルケンリッター達を失った事で、世界自体を否定したはやての望みを受け、なのは達の殲滅と、世界の破壊を開始。
どうも、はやてが黒覚醒した訳ではなく、闇の書の人格が表に出てきている模様。
これにより、一応の会話が成立しかけるかと思われたものの、会話できる状態というのは、本格的な暴走の始まるまでの僅かな時間らしく、闇の書は完全に暴走してしまう前にはやての願いを叶えるべく戦闘続行。
…まあ、あっさり説得できるようなら、苦労は無かったわけで。
時を同じくして、クロノが仮面男×2を捕縛し、正体がネコミミ使い魔である事を明らかに。グレアム提督が闇の書収集を陰から支援していたのは、闇の書を主ごと永久凍結して封印する事を画策していた為と判明。
悲劇を繰り返さない為に、はやてごと永久封印という小を切り捨てる計画を進めつつ、偽善と自嘲しながらはやて生活費まで支援していたグレアム提督。
やはり、誰が悪いという訳でもない話だったか。*1
なのはの超必殺技、スターライト・ブレイカーまでぶっぱなす闇の書のとの戦闘中、なぜか結界で人が居なくなったはずの戦闘フィールドに、すずかとアリサが取り残されていて、なのはとフェイトが魔法使いだとバレたり、ED直前には、フェイトが闇の書に吸収されたりと、イベント詰め過ぎ…。
実質あと一話で、何処まで決着がつくか、楽しみである。
次回予告も作画よさそうだったし。
一期と同様、良作という評価のまま結末を迎えそうである。
サウンドステージ01でなのはが開発中といっていた魔法が、決め手になるのだろうか。
闇の書はリンカーコアを収集した時点でのなのはの魔法は全て知っているから、収集後になのはが開発した魔法までは知らないはずだし。
まったくの余談だが、一クール作品なのに、一期からのキャラも引き継いで話を展開している関係上、一番ワリを食ったのがユーノとアルフの使い魔コンビ、特に図書館行きとなって、完璧に出番が激減したユーノであろう。
以前蟹将軍とも話したが、三期が作られるとして、ヴォルケンリッター&はやてが生き残ったら登場人物が多すぎて、とーするんだろうとか。
まあ、なのは&フェイトのコンビだけで十分話は作れるから、ちょい役で出るだけで、フェードアウトだろうナァ…順当に考えると。

*1:幻影でなのはやフェイトに罪を擦り付けたり、フェイトを後ろから攻撃したネコミミ使い魔達は、個人的にオシオキを受けるべきだと思うが