天元突破グレンラガン

５話以降をまとめて視聴〜。
５話…シモンたちの出身村より貧しい村を描写することで人類の苦境を描きつつ、仲間を増やした回。
絵が元に戻ったので、ふくれっつらのヨーコとかが普通に可愛くて良い。
６話…温泉回。所謂総集編でもあるけれど、ガイナックスが自分たちが毛嫌いしているキモヲタ向けの作品しか作れないという業を遺憾なく発揮している回でもある。
過去のガイナキャラを「インスパイア」したキャラが大量登場しているわけだが、ＨＰで露骨に裏番組のプリキュアを意識している割に、こーいう話を作るってるけど、喜ぶのは大きいお友達と、古くからガイナ作品を見続けている人だけで、子供はちっとも喜ばないどころか、その視聴権を握っている親から拒否反応しか得られないんだ、ということが判らないんだろうか…。
いや、キモいアニメファンとしては嬉しいけどさ(爆)
ただ、死んで欲しいと思っているキモヲタから金を落としてもらわなくても食える会社を目指すなら、こーいう話ばっかり作ってる場合じゃないと思うのもまた、事実。
７話…カミナ死亡フラグを立てる回〜。ライバルの復活と、獣人達の組織の巨大さを示す一端である巨大移動要塞型のガンメンが登場。
ほぼ遭遇戦でカミナ達も戦力不足であるが、逃げれは即全滅ということをよく理解していたカミナは愚直に突撃を繰り返すが、ジリ貧。
駆けつけた他のガンメン乗りと、シモンの機転で要塞ガンメンを落とし穴に落として足止めに成功する。
もー、よく動く。このあたりの動きの良さは、流石ガイナ。
次回も楽しみである…とリアルタイムで見てたら思っただろうけど、既に８話の情報を知っているので、カミナの死亡フラグにガクブルですよ。
８話…とうとうやってきた、運命の回。
ヨーコへの想いをシモンが自覚した直後、ヨーコとカミナのキスシーンを目撃というお約束展開。
そして、「この戦いが終わったら…」メソッドによる死亡フラグを着々と立てるカミナ。
シモンとしても、尊敬する兄貴分が相手だけに、時間さえかければ解決できたんだろうけど、お約束で、その時間はないわけで。
作戦が決行され、ラガンで要塞ガンメンを乗っ取る作戦は、肝心のシモンの気合不足で失敗。
うむ。お約束である。
それを一発殴って回復させるカミナとシモンの絆を再確認したところで、死亡フラグ解除か、と思わせる展開を見せつつ、直後に中ボスとライバルによる連携攻撃で墜とす。
カミナ、死亡確定！
要塞ガンメンの制御を奪い、最後のあがきに出た中ボスを、瀕死のカミナとシモンのグレンラガンが撃破。
真っ白に燃え尽きるカミナ…。
で、次回予告では新キャラ。しかも福井裕佳梨。ガイナスタッフは相変わらず気に入った声優はとことん連続起用するなぁ…。ユーシィのココルー以降、ほぼ皆勤賞じゃなかろうか、この人。
９話…ニア＠福井裕佳梨登場の回。
ＯＰではカミナのカットと差し替えるようにしている。…せめて、１カットくらいアニキを残してあげようよ…。
Ａパートは兄貴を失った悲しみを描く部分なので、全編モノトーン。
悪い方向に人間関係もギクシャクしているのは、当然として、ヨーコもシモンを気遣う余裕がないというか、責めないでいるのが精一杯という感じでダウントーンな話だが、一転Ｂパートでニアが登場すると、モノトーンから復帰するあたり、あざといがわかりやすい演出ともいえる。
で、初っ端から螺旋王の第一王女とか名乗って引いてるけど、こりゃ、次回はつるし上げ確定だなぁ。