安倍首相、唐突な退陣表明…地元に驚きと困惑広がる : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

安倍首相、唐突な退陣表明…地元に驚きと困惑広がる
店頭のテレビに映し出される安倍首相の辞任会見（１２日午後２時１３分、福岡市・天神のベスト電器福岡本店で）＝足立浩史撮影　安倍首相が辞意を表明した１２日、地元の山口県や九州各地の自民党など政党関係者や市民の間に衝撃が走った。「まさか」「なぜ今ごろ」。就任から１年足らず。１０日の臨時国会の所信表明演説で、政権維持への強い意欲を示していただけに、突然の“翻意”に驚きと困惑の声が上がった。
山口県下関市の地元事務所では、突然の辞意表明に驚いた支援者などから電話が相次ぎ、秘書らが厳しい表情で対応に追われた。配川博之・筆頭秘書は「残念だが、首相の考えなので、これからも活動をしっかりと支えていく」と語った。
自民党山口県連の長谷川忠男幹事長は、県議会の控室で、安倍首相が辞意表明するというテレビ速報をぼう然と眺めた。「唐突でどうなっているのかわからない。先日も『職を賭（と）して』と話しており、信じられない」と表情をこわばらせた。
福岡県連の新宮松比古会長は「（なぜ辞任するのか）意味がわからない」と戸惑った様子。熊本県連の山本秀久会長は「緊急に県連役員を招集し、対応を考えたい」と語った。
「米軍再編など基地問題をいち早く解決しようとしてくれていたのに……」と残念がったのは沖縄県連の新垣哲司幹事長。佐賀県連の石井秀夫幹事長は「参院選敗北の責任を取ってというのならわかりやすかったが、辞めるタイミングを逸した感じがする」、大分県連の志村学幹事長は「理解に苦しむ」と首をかしげた。
民主党の各県連からは批判の声が相次いだ。昼食中にニュースを知った山口県連の西嶋裕作幹事長は「臨時国会開会直後のタイミングで国政の混乱を招くだけ。極めて責任が重い」。
長崎県連の川越孝洋幹事長は「国会で所信表明までしておきながら、いったい何を考えているのか」と憤慨。福岡県連の助信良平幹事長は「国内外からの政治への信用を失墜させ、国民の自民党への不信感は頂点に達している」とあきれた様子。「衆院の解散・総選挙へはずみが付いたのは間違いなく、県内の候補者擁立を早急に進めたい」と意気込んだ。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07091258.htm

あちこちから「何故？」という声が上がるけれど、当然だが
「なんで所信表明までやった直後に？」
というお話。
あんまり、彼を惜しんでの「何故？」が少なく、無責任の理由を知りたい「何故？」が多いあたり、まあ自業自得だろう。
四半世紀前の首相だったなら、大過無く任期をまっとう出来たかもしれないけれど。
あとはマスゴミを徹底的に敵に回していた事も、短命政権に終わった理由かも。
安倍内閣では、不祥事関連の辞任が大量発生したけれど、過去の政権も今の勢いでマスコミに敵視されていたら、山のようにホコリが出てただろうし。
なんにせよ、何とも国民にとって不幸なのは、この辞任で次の首相が出てくるとしても、あんまり期待できない所だろうか。
なんとなく、麻生ってトリューニヒトみたいなイメージがあるんだよね…。
かといって、他にアテがあるわけでもなし。