gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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狼と香辛料

こちらは電撃からのアニメ化という事で、これまた期待ゼロからのスタート。
原作は3巻までしか読んでいないのだが、いきなり1話から改変キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
元々、アニメ化しにくい地の文が多めな話の上、全12話という中途半端な尺に話を収めるためには、足したり引いたりが必要だったのだろうけれど、クロエ@名塚佳織 というオリジナルキャラの登場。
…小規模とはいえ村に腰を落ち着けた商人二代目に、行商オンリーの若手商人であるロレンスがナニを教えられるのだろうか…。
真面目に考えると不自然なキャラである。
原作が、ホロというファンタジーな存在を主役の一人にしているけれど、話の内容はシビアで現実的だったりするから、余計に違和感を感じたのだろうけれど。
あと、ロレンス@福山潤 は違和感無いんだけど、ホロ@小清水亜美 だと、あんまり賢狼って感じがしないのがなんとも。なんか花魁言葉を話すだけで精一杯という感じ。
いや、この人、下手じゃないんだけど。
原作を改変したらダメ、という話ではなく(絶望先生に「原作通り」の話があったなぁ…あれは面白かった)、原作の雰囲気を残せていないのがダメなんだと思う。
個人的には、原作付きの作品について「原作抜きにして面白い」*1か「原作の雰囲気を残しつつ面白い」*2というパターン以外は、ハズレな事が多いと思って居るので。
そういう意味では、この作品は予想通り、あまり期待しない方向で考えた方が良さそう。

*1:実は、らきすたの原作をアニメ放映後に読んだが、あんまり面白く感じなかった…。ぱにぽにも原作よりアニメのほうが面白いと思う

*2:ハルヒは原作どおり過ぎると言われたりもするが、実はアニメ化に当たっての改変はかなり行われている。脚本レベルでは原作キョンの冗長な台詞カットはかなり多いし、TV放映時のエピソード分割なんかはかなり斬新で、一話目からミクルの冒険というのも衝撃だった。そういう意味で、原作の雰囲気を残しつつ面白い作品だと思う