gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ウイルス作者逮捕 「放流神」騙る : サイバー護身術 : セキュリティー : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

放流神は間違いなく著作権法違反(公衆送信権侵害)である。今回の事件では、ウイルス作者の(削除依頼により削除)容疑者だけでなく、放流神だと思われる2人の人物も逮捕されている。大阪府の会社員男性(39歳)と兵庫県の無職男性(35歳)が、テレビアニメ「アイドルマスター XENOGLOSSIA」「機動戦士ガンダム00」の動画をWinnyネットワークにアップロードしたとして逮捕された。2人とも容疑を認めているようだ。

http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20080125nt0d.htm

逮捕された神鳥の特定がダウソ板で進行中らしい。
記事で挙げられている作品名は、双方サンライズ作品なので、京都府警に協力したのがサンライズで、関西在住という条件で逮捕されたのが二人だったというだけで、他の有名な神鳥も、著作権管理者が訴えれば即逮捕されても不思議じゃない状態になっている可能性も高い。
…もしかして、ウイルス製作者を特定できたのは、著作権違反者を捜査中に、鳥偽装者をみつけて、タナボタだったという可能性もあるような。
もしそうなら「電子計算機損壊等業務妨害罪」で逮捕するだけの証拠が用意できなくて、「著作権法違反」だけで逮捕に踏み切ったのかもしれない。
どっちが巻き添えで、どっちが京都府警の本命だったかは知らないが、なんかハイテクとは余り関係ない方法か、民間の業者にべったり頼って特定したかどっちかという公算が高くて、京都府警ハイテク犯罪対策室って、さっさと廃止して民間の相談協力企業に業務委託した方がいいんじゃなかろうかという気が…。
あと、調べると各県警単位でハイテク犯罪対策室またはサイバー犯罪対策室という部署を設けて居るけれど、これって凄く非効率すぎると思う。
ネットワーク上に県境なんて無いのだから、警視庁辺りの直下に、県境を越えて全国活動できる部署にしなければ、物凄く無駄なリソース重複と情報の非伝達が発生して居ると思うんだけど。
実際、警察庁情報セキュリティ重点施策プログラム2005 とか見ると

広域性を有するサイバー犯罪に対し、より効率的な合同・共同捜査等を推進するため、警察庁及び管区警察局の調整能力の強化を図る。

http://www.npa.go.jp/cyber/policy/image/2005.pdf

とかが重点施策に含まれて居るのを見ると、どうやら冗談じゃないっぽい。
もしかして、今回2人しか逮捕されなかったのは、京都府警が手柄を独占したくて、他の県警に情報を渡していないのではないかという疑惑が…。
き、杞憂だよね?
2014/05/22 削除依頼により引用記事から氏名、所属、年齢、住所を削除しました。