gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「きぼう」11日打ち上げへ 内部公開“日本の技”結晶 - MSN産経ニュース

【ケープカナベラル(米フロリダ州)=渡辺浩生】米航空宇宙局(NASA)は9日、米スペースシャトルエンデバー」の11日の打ち上げにゴーサインを出した。国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」は、技術立国日本の「匠の技」も駆使した初の有人宇宙拠点。充実した設備や将来の実験成果に欧米からの期待も膨らんでいる。
ケネディ宇宙センターでは9日、「きぼう」の船内実験室が報道陣に公開された。船内実験室の整備・点検は5月の第2便での打ち上げに向け大詰めを迎えている。「おそらく地上で最後の公開だ」と宇宙航空研究開発機構JAXA)の幹部は話した。
11日打ち上げのシャトルで運ばれる船内保管室は倉庫だが、船内実験室は「きぼう」の主要部をなす。外径4.4メートル、内径4.2メートル、長さ11.2メートルの円筒型。ISSの先端部に設置される。高速で移動する宇宙ゴミの衝突に備えた、外側を覆うアルミ製の防護壁がピカピカに輝いていた。
開発着手から約20年。「きぼう」は米国やロシアなどとの国際宇宙協力の中で吸収した先端技術が駆使され「日本の匠の技の結晶でもある」と、JAXAのISSプログラムのマネジャー、長谷川義幸さん(57)は語る。
実験室と保管室は三菱重工、船外実験プラットホームはIHI(旧石川島播磨重工業)、船内空調や結合部は川崎重工、腕となるロボットアームはNEC東芝スペースシステムなど日本の代表メーカーが参画している。だがボルト1本にはじまり、細かい部品や繊細な加工には、下請け企業の職人たちの工芸技術が生かされている。
特に船内実験室の内部には10個の実験用ラックやシステム機器がコンパクトに収納され、多様なモノが整然と収められた様は「盆栽や箱庭のような美しさと評判」(長谷川さん)だ。
内部は地上とほぼ同じ1気圧が保たれ、宇宙飛行士が普段着で、充実した設備を駆使し実験できる。その豪華さに「宝石箱のようだ」と欧米の宇宙飛行士が声を上げたほど期待感は強い。
図案段階から「きぼう」に携わってきたJAXAの田中秀孝主幹(57)は「日本の宇宙開発の大きなステップで、欧米の理解も進むだろう」と感慨深げ。土井隆雄さん(53)が搭乗する11日の「エンデバー」打ち上げは、日本の宇宙技術が飛び立つ瞬間でもある。

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080310/acd0803101937008-n1.htm

なんつーか、ベタ褒めというか、少しでも国民に理解してもらって、予算を獲得したいという必死さが伺えるというか。
なんでも、JAXAの予算が年間1800億で、のぞみをISSにドッキング後は維持費と負担金で年間800億ほど予算が食われてしまうそうな。
なのに、現時点でJAXAの予算増額はなし。
…いや、日本って本当に、技術開発とか研究に金かけないよね。

ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=安田幸一】米航空宇宙局(NASA)は、米東部夏時間11日午前2時28分(日本時間午後3時28分)、土井隆雄さん(53)ら7人の宇宙飛行士と、日本初の有人宇宙施設「きぼう」の「船内保管室」をのせた米スペースシャトルエンデバー」を、ケネディ宇宙センターから打ち上げた。
土井さんは1997年に続き2回目のシャトルの搭乗。今回は、「きぼう」の施設を、初めて国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けるのが最大の任務。
土井さんの宇宙滞在期間は、ISSの組み立てを行うシャトル飛行では過去最長となる16日間。米東部夏時間26日午後8時33分(日本時間27日午前9時33分)ごろ、ケネディ宇宙センターへ帰還する予定だ。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080311-OYT1T00445.htm

何がともあれ、無事、打ち上がってくれて何より。
だけど、きぼうを最初に使うのは、日本人じゃなくて、何故か韓国人なんだよね…。しかも、利用料は基本無償とか…。
参考:http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=teconomy&page=3&nid=3433452&start_range=3433445&end_range=3433484
しかも、最近韓国人宇宙飛行士が、急遽交代したのは、機密資料の無断持ち出し繰り返してをロシアに怒られたせいだとか。

韓国初の宇宙飛行士がイ・ソヨンさんに変更、最終確定した。
宇宙飛行士の変更事由について航宇研は「昨年9月中旬、コ・サンさんが外部搬出が禁止された訓練教材を搬出(後に返却)するなど訓練規定を違反し、ロシア連邦宇宙庁が航宇研に公式抗議した経歴が反映された」と説明した。
また「今年2月下旬には教育と関係のない訓練教材を任意で借りて使用するなど、繰り返し訓練規定を違反(Repeated misconduct)したため」と付け加えた。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=97191&servcode=300§code=330

そんな連中に、無料で日本の技術の最先端を使わせるって、どんだけ〜。