gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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コードギアス 反逆のルルーシュR2

第6話。
前回の、スザクの卑劣な罠をロロのギアスという裏技で切り抜け、ナナリーに口裏を合せてもらうことに成功したルルーシュだが、新総督としてナナリーが着任した場合、ルルーシュは戦う事が出来ない。
ナナリーを黒の騎士団で奪取すべく、陸戦兵器であるナイトメアフレームを空輸ヘリで運んで、飛行母艦に突入するという、極めて力技な作戦しか準備できなかった辺り、ルル蔵の追い詰められっぷりが良く判るといえるだろう。
それに対するは、伯爵が勝手に量産した飛行型のランスロットに、新型ランスロット、円卓の騎士が二人と、大盤振る舞いなお陰で、次々と黒の騎士団の戦力は破壊され、とうとう四聖剣に二人目の死者が。
…それでなくても人材の層が薄い黒の騎士団にとって、これは痛恨というか、大打撃だろう。
そして、ゼロ=ルルーシュである事を知らないナナリーに、拒絶&ユフィの遺した特区日本構想を突きつけられ、極め付けに、目の前でスザクに助けられて嬉しそうなナナリーを見せ付けられるという地獄三段攻撃!!!
まさに「もうやめて!ゼロのライフはゼロよ!」状態。
次週は、ナナリーはナナリーで自分の目的や夢を持ち、ナナリーの幸せに暮らせる世界を作る、というルルーシュの手段である黒の騎士団が対立してしまうという矛盾から、目的を失ったルルーシュどん底に堕ちる回っぽいけど、1期のルルーシュと違って、他人の痛みや、日本の解放に多少の意義を見つけているから、立ち直ってくれるとは思うんだけど。
そもそも、特区日本構想はブリタニアが裏切ったという認識が一般的になっているから、改めてぶちあげても乗る日本人は少ないだろうし、スザクの最終目的から考えれば、ナナリーのユフィの遺志を継ぐという行動も、スザクにとって日本解放への途中経過でしかないことを考えれば、なんつーか、ルルーシュとナナリーの兄妹は、揃ってスザクに「利用されている」訳で。
いやはや、本当にルルーシュが身内や友人のために何処までも自分が泥を被ったのとは対照的と言うか。
2期は、意図的に1期と話をシンクロさせている所があるから、なんか、最終的にナナリーとは死別しそうな予感が…。
どうでもいいけど、若本声で優しく「兄さん」とか言うと、すげぇ違和感ある。
あんまりにウザクの非道さとルル蔵の不幸にココロが奪われてアレだったけれど、紅蓮可翔式のデビュー戦の活躍っぷりは非3DCGじゃなければ不可能なアクション演出でたまらんち。
スクランダー…もとい、空中換装シーンはまさに燃え。
飛行能力を得ただけではなく、輻射波動によるシールドに、輻射波動を拡散放射を利用した足止め、遠距離射撃能力に加えて、ゲフィオンネットを利用した敵機無効化。
スパロボ参戦に向けての、武装強化ですか?
とか聞きたくなる充実度は、円卓の騎士に匹敵する技量の持ち主であるカレンの実力によって最大限に発揮され、あっさり円卓の騎士3騎をあしらう辺りは、初回登場補正としても、それまでの黒の騎士団の負けっぷりを覆すインパクトがあった。