無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ 特典 スーパーロボット大戦OG×無限のフロンティア スペシャルドラマ&サウンドトラックDisc付き

ＤＳは、洗濯物の中の冬用ジャンパーのポケットにつっこんであった。
今月頭のＷＨＦで満充電のまま放置していたＰＳＰが、完全にバッテリー上がりで起動しなかったのに対して、２〜３ヶ月前から放置状態のＤＳはきちんと電源が入るのな。
こういう正常系から外れた部分でのタフさというのが、ＤＳのゲーム機としての完成度の高さを示していると思う。
閑話休題。
旧作との連動があるらしいけれど、発掘が不可能なので諦めて素プレイ。
ＤＳのＲＯＭゲーの癖に、戦闘前後と戦闘中に良く喋るので、ストーリーパートが完全に声無しなのに、ゲーム全体の印象としてしゃべりまくりという印象が強いのは、ＲＰＧの大部分が、戦闘という実も蓋も無い事実を端的に表しているような。
まあ、面白いから良いんだけど、
元々スパロボＯＧに限らず、第４次Ｓ(PS)の辺りから平衡世界観を匂わせていたし、第４次α外伝(PS2)なんかは、モロにｉｆ世界である事を鑑みれば、このスパロボＯＧサーガ(DS)も、スパロボの関連商品として十分正史入りしても良いんじゃないかという気もするが…実はオリジナルキャラしか出てこないＯＧ系は本家スパロボに比べると人気は無かったりする。
唯一、オリジナルで人気のあった魔装機神シリーズも、アニメ化と別会社によるゲーム化など、下手なロボットアニメより版権関係がややこしくなって使いにくくなったとかいう話もあるし、実はオリジナル路線って儲からないんじゃないかなー。
改めて、閑話休題。
以下、ネタバレ。
今回、主人公は「ハーケン・ブロウニング」。姓から察する事が出来るように、エクセレンの異世界同位体。
…なんだけど、実はレモンに作られた生体ベースＷシリーズの廃棄番号００番でもある。
おかげで、エクセレンの性格と、レモンの趣味なのかアクセルの性格がチャンポン状態で、エセかっこしい。
「アシェン・ブレイデル」ことラミアの異世界同位体は、こちらも同じＷシリーズだが、ＯＧ世界のラミアと異なり、完全にアンドロイドで、おかしな口調は継承しているが、妙にノリが幼くバカっぽいモードが混在している。
んで、最大のアレ。
「楠舞神夜」ことナンブ・キョウスケの異世界同位体。
エクセレン同様に性別が逆になっているのは良いんだけど、巨乳、天然エロ、男の趣味悪いと、キョウスケが見たら泣きそう。
本作が、「おっぱい・へそ・尻ゲー」と呼ばれている主因。
クロスゲートと呼ばれる異世界への門が自然に存在し、昔から異世界交流が行なわれていたこの世界は、実はＯＧで異世界放逐されたと思われるアインストが元の世界に帰還するために、あちこち世界を捻じ曲げてクロスゲートを作っていたために生まれた世界で、元の世界に帰ろうと、この世界を踏み台にして去ろうとしていたアインストを、「帰るなら迷惑掛けずに一人で帰れ」と主人公達がブチのめして終わり、と言う実にシンプルなお話である。
一応、過去の世界間戦争とかのネタも振られているけれど、結局はアインストが背後で手を引いていたという点では、枝葉。
ゲスト参戦のナムカプ＆ゼノサーガキャラは、本当にオマケ。
経験値１６倍でやってたお陰で、約１１時間でクリア。