日本の「男女平等指数」は98位に後退 世界経済フォーラム

世界経済フォーラムは12日、世界各国の男女平等の度合いを指数化した「ジェンダー・ギャップ指数」の2008年版を発表した。日本の総合順位は前年より7つ下がり、98位に後退。女性国会議員が少なく政治面での参加が遅れ、経済面でも収入や昇進などで男女間に大きな格差が残っているためだ。
首位はノルウェー、2位はフィンランド、3位はスウェーデンで、北欧勢が前年に引き続き上位を占めた。日本は先進国で最低の評価。順位を16上げて57位に躍進した中国には大きく引き離され、イスラム諸国の一部にも抜かれた。評価対象は全130カ国で、日本は下から数えて33番目だ。(17:27)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081112AT1G1200K12112008.html

中国が５７位で日本が９８位と言う時点で、この指数には信頼性が無いに等しい、という証拠だろう…。
戦前の、わかりやすく女性の権利が不平等で、男性の権利が強かった頃ならともかく、現代日本では「男女差別」というより、メリットデメリット併せての「男女同権」が成立していないというだけで、「女性が安楽に暮らせる国」としての順位は非常に高くなっていると思う。
特に、資格も技術もない、普通のバツイチ子持ち女性が、自身の収入だけでおおむね不自由なく暮らせる国なんて、世界中見てもごく少数だろう。
ワーカホリックな日本人男性と同じ、サビ残ありで馬車馬のように働く権利を欲しがる日本人女性なんて、居るんだろうか？
特に、搾取の温床である名ばかり管理職になりたいなんてマゾは？。
「ジェンダー・ギャップ指数」の高い国々の女性に、日本女性の現状を伝えてみればいい。
多分「女性議席も昇進も別に要らないから、今すぐ代わってくれ」と言うんじゃないかと。