gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

痛いニュース(ノ∀`) : 身分違う少女にラブレター書いた少年、市中引き回しの上列車に投げ込まれ殺害される - ライブドアブログ

[パトナ(インド) 20日 ロイター] 自分よりも下級カーストに属する少女にラブレターを書いたインドの少年が、髪を刈られて通りを引き回された上、列車に投げ込まれて殺害されるという事件が起きた。ビハール州の警察が20日に明らかにした。
警察によると、登校途中に相手のカーストメンバーに拉致されたManish Kumar君(15)は、髪を刈られた上、母親が慈悲を懇願する中、列車に投げ込まれた。
この事件でこれまでに、1人の男が逮捕され、警察官1人が停職処分となっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000223-reu-int

日本人の感覚では、どうにも酷い話としか言いようが無いのだが、カースト制は三千年も続いていた現役の制度であり、近年ゆっくりと変化つつあるとはいえ、宗教と言う思想に根ざしたシステムだけに、他所の国の感覚一つでは計れない部分がある。
宗教と言う思考麻薬が関わるだけで、人間は簡単に理屈を超えた残酷な行動を取る事ができるものなのだ。
某宗教の輸血拒否なんか、自分の親子供すら見殺しにするほどである。
そうした背景ヌキで「可哀想だから止めさせろ」という対応は、大航海時代の宣教師同様の傲慢な思想侵略にも通じる、という視点は持つべきだと思う。
閑話休題
だからといって、中国政府で行われているような「民族浄化」という名の元に実施される、特定民族に対する強制去勢や組織的強姦、反政府団体と認定した特定集団に対する虐殺、臓器密売あたりと一緒くたに扱うのは、間違っている。
中国の方は「100%酷い話」だから、本来ならこっちは国連が介入しても止めるべき話。