NIKKEI NET：経済: 新興国通貨が急落、韓国ウォンは10年ぶりに安値

【ソウル＝島谷英明】外国為替市場では、韓国ウォンやブラジルレアルなど新興国通貨が急落している。世界同時不況が長引けば、輸出依存度の高い新興国の成長落ち込みも避けられないとの見方から、米国の投資資金などが引き揚げる動きが続いているからだ。
20日のソウル外為市場のウォン相場の終値は前日比50.5ウォンのウォン安・ドル高となる1ドル＝1497ウォン。通貨危機に揺れた1998年3月以来、10年8カ月ぶりの安値水準となった。海外マネーの流出が続き、取引時間中には一時1ドル＝1517ウォンまで下げた。
金融危機に伴う米欧の株安や景気後退で、外国人投資家のリスク許容度が落ちている。このため韓国に投融資していた資金を本国に戻す動きが加速している。(20日 23:09)

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081121AT1C2000520112008.html

この記事の論調だと、韓国のウォン安は新興国通貨の急落の一つであり、韓国自体には問題が無いのに、マーケットの動きで急落しているように読めるけど、少しでも経済に興味があった人にとっては、「時間の問題」とか「むしろ９月で潰れて当たり前だった」という話である。
韓国経済は、昨年辺りからサラ金(主に中国ｗ)に日銭(外貨)を借りて日々暮らしているような状況であり、好調な輸出であった車やエレクトロニクス製品も、部品の大部分を日本からの輸入に頼っている。
つまり、ウォン安で製品を輸出し、せっせと外貨を稼いでも、ほぼ右から左で日本へ流れるような状況だったのだ。
数年前の韓国の好景気は、それでも大きな差益が出ていた事に拠るものだが、利益があるうちに、内需投資して自国で部品を製造できるようになればよかったのに、ＩＭＦの助言を無視して余剰金を殆ど海外への投機に流してしまった。
投機は成功して、バブルじみた好景気が訪れるが…後は知ってのとおり、サブプライムで大損。
ハゲタカに狙われて外貨吐き出しマシーンと化してしまった。
年金まで投入しての通貨防衛むなしく、デフォルト寸前。＜いまここ。
せめて、資源があるとか、農業国家ならともかく、良くも悪くも日本の劣化コピーだった韓国はそうした物が無い。
つまり、闇金(主に中国ｗ)がお金を貸してくれなくなったら自己破産するしかないくらいに追い詰められているのだ。
全て、内需よりギャンブルを選んだ韓国政府の自業自得なんだけど。
さらっと書かれているが、

通貨危機に揺れた1998年3月以来、10年8カ月ぶりの安値水準となった。海外マネーの流出が続き、取引時間中には一時1ドル＝1517ウォンまで下げた。

つまり、通貨危機でＩＭＦに泣きついた時の価格まで下がっている＝デフォルト寸前。
しかし、１０年前に比べて、比較にならないほど巨大になった韓国経済は、当時程度の金では救いようが無い。
そもそも、当時日本から借りた金も返してない。
早く、国外在住韓国人の財産没収始まらないかなぁ…。
その金で日本への借金返してよ。