不景気は確実に

ボーナス減額以外にも、会社を取り巻く状況は、決して楽観できないっぽい。
ＩＴ投資も、業務効率化に関与しない、新規案件は軒並みストップ。
業務効率化に関する設備投資も、バブル崩壊後に集中的に整備されたから、ハードウェア的に枯渇しかかっていたり、単純に古くなって更新時期が来ている現在、現場レベルでの引き合いは多くとも、上司決済の段階で「まだ使えるから」と更新や改修を先延ばしするところが増えており、仕事が全体的に激減しているようだ。
特に、元々決して多くなかった受託開発は壊滅状態で、比較的需要がある常駐の仕事を増やすしか無いだろうとの事。
どの業界も、来年頭から厳しい局面に突入と言うのに、政治家は暢気に政争に明け暮れて、２兆円バラマキの一方で、消費税ＵＰを時期を含めて明確化と言う、大幅な景気後退策を打ち出すという「失われた１０年」の時と同じ轍を踏もうと言う辺りが。
この１００年に一度と言う大不況を前にして、日本のことをこれっぽっちも考えていないミンス党が与党ではない事は、不幸中の幸いだが、そもそも政局を左右するだけの力を持っている、と言うのは不幸だよなぁ。