＜外国人犯罪＞３年連続で減少 組織化進み、地方に広がる（毎日新聞） - Yahoo!ニュース

０８年に警察が摘発した来日外国人の犯罪は前年比１２．６％減の３万１２８０件で、３年連続減少したことが警察庁のまとめで分かった。以前より不法滞在者の割合が減る一方、共犯者がいるケースが増えて組織化が進んでおり、地方での犯罪も増えている。
警察庁によると、刑法犯は２万３２２９件（前年比９．７％減）、入管法違反など特別法犯は８０５１件（同１９．９％減）。国籍別の検挙人数では、中国が最多で全体の３９．７％を占めた。
１０年前の９８年との比較では、刑法犯のうち不法滞在者の割合は２４．２％から８．６％に激減。単独犯の事件も３７％と２０ポイント減ったが、３人組は３．２倍、４人組以上が１．３倍と共犯事件が増えた。発生地域別でみると、東京都は３３９９件で２６．５％減ったが、中部地方が２４．６％増の４３２７件と東京を上回り、中国地方も２．４倍に増えた。【長野宏美】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000029-mai-soci

この記事のミソは、「０８年に警察が摘発した」犯罪の数であり、来日犯罪者の犯罪は、日本警察の旧守的な手法での検挙が難しく、検挙件数は国内犯罪に比べて低いという事実。
それが「３年連続減少」というのは、とりもなおさず「国内治安が低下している」という話だ。

入管法違反など特別法犯は８０５１件（同１９．９％減）

これは、指紋偽装などの手法のお陰で、摘発件数が下がっている事を覿面に表している数字だと思う。

１０年前の９８年との比較では、刑法犯のうち不法滞在者の割合は２４．２％から８．６％に激減。

これも、来日外国人犯罪者が、犯罪を犯すとさっさと海外に高飛びしてしまう傾向が統計に出てきた結果だと思う。
何度でも指紋偽装して入国できるのだから、長く日本に滞在するより、国に戻ってほとぼりを冷まして再入国した方が安全だし。
「＜外国人犯罪＞３年連続で減少」というタイトルは、外国人犯罪が減っている、と言う誤ったイメージを植えつけるだけで、実際の現状を正しく把握させないレトリックだと思う。