模造王女騒動記フェイク・フェイク エイリアン・ネイション (HJ文庫)

んー。
正直、微妙。
以下、ネタバレ。
タイトルの「フェイク・フェイク」が、ニセモノのニセモノはホンモノという物語の伏線で、アンドロイドのお姫様、という設定が嘘でした、という所は面白かったけれど、まかでみのように最初からハチャメチャを受け入れる下地が弱いところで、一気に世界観を壊して行ってしまっている為、どんでんがえし、と言うよりはあっけに取られる感覚の方が強かった。
特に、ＵＦＯ大活躍の辺り。
それが狙いだったのかもしれないけれど。
あとは、榊作品において、イコノクラストとかまかでみとか、最近はハーレムエンドが増えてるけれど、そろそろストラグル・フィールドとか棄てプリのように、ヒロインがあんまり報われない系の話も読みたいものである。
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