gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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時事トットコム:日米印の連携強化=麻生首相

麻生太郎首相は2日午後、首相官邸で、日米印3カ国の財界人や有識者でつくる「日米印3者対談」メンバーの表明訪問を受けた。首相は「日米印は基本的価値と地政学的な戦略的利益を共有しており、金融危機や気候変動など国際社会の共通課題に積極的に協力することが重要だ」と述べ、3カ国の連携強化を図っていきたいとの考えを強調した。
表敬にはJR東海葛西敬之会長や米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン日本部長、インド工業連盟のタルン・ダス首席顧問らが訪れた。(了)
(2009/03/02-22:08)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009030200899

売国媚中韓の小沢とは、やっぱり違う。
アメリカとしては、中国との関係を重視してコレにも表立って色よい返事は出さないかもしれないが、アジアの対中カウンターとして日本が憲法9条で動けない中、インドは中国に次いで人口も軍備もアジアでは大きい核保有国だから、日本と組むことで中国の覇権主義を牽制できるだけの地力を持っている。
加えてインドは中国と対立している親日国であり、現在はアメリカとも親しい国で、中国同様に社会主義国のまま市場経済を導入している所が似ているが、単純製造業に特化して急速に成長したバブル経済の中国とは異なり、知的インフラを整えながら成長しているので、中国ほどの経済成長こそしなかったが、堅実に経済力をつけている。
更に、一党独裁の中国と異なり、憲法上は社会主義であっても、実際には多党制民主主義制である。
自由主義国の盟主としてアメリカが究極的には相容れない中国と違って、アメリカにも歩み寄れる余地がある点で、内心では歓迎したい組み合わせだとおもわれる。
…でも、日本と距離がありすぎて、純軍事的には初撃を日本が押さえ切れなければ援軍が間に合わない点で、不利でもある。
後は、親中マスコミの印象操作と日本人の外国に対する無関心で、インドに対する偏見が根強く存在する辺りが難と言えば難か。
カースト制や宗教的な価値観の相違で、日本人から見れば野蛮としか言いようの無い行為がニュースで取り上げられたりもするが、文化および宗教の違いによる価値観の差というものは、一方的な価値基準で断じてしまうのは傲慢であることを、日本人は鯨を通じて世界中から叩かれて学んでいるはずなのに…。
ま、何にせよコレが「特亜抜きのアジア共栄圏」を成立させるきっかけになればいいんだけど。