ＣＢＳ ボーイング社がF-15Kにステルス機能を追加できると表明 03/18

1 名前：壱軸冠蝶φ ★[] 投稿日：2009/03/18(水) 15:48:41 ID:???
ソース：ＣＢＳ（ハングル記事を記者が翻訳）
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=sec&sid1=100&sid2=267&oid=079&aid=0002041716
写真：２〜３年以内に生産のＦ−１５ＳＥ（サイレントイーグル）
http://imgnews.naver.com/image/079/2009/03/18/18140234859_60100050.jpg
アメリカボーイング社は韓国へ販売するF-15K戦闘機に、ステルス機能を追加することができると明らかにした。
ボーイングF-15 戦闘機のプログラムを担当するマークバス副社長は18日、ソウルグランドハイヤットホテルで記者懇談会を開き「ボーイングはF-15の改良型である F-15SE(SILENTEAGLE サイレントイーグル)を2〜3年の内に生産するようになります」と言い「生産される戦闘機はステルス機能と内部武器搭載システムを取り揃えています」と語った。
来る2012年までに韓国空軍が編入する予定のF-15K　21機にもステルス機能を補完することができるという立場も明らかにした。
ブラド・ジョンーズ(Brad G. Jones) K-15プログラムマネージャーは「韓国政府の要請があれば韓国へ提供する21機のF-15Kの一部に対し、ステルス機能と内部武器搭載システムを追加することができます」と語った。
韓国空軍は次期戦闘機(F-X)2次事業の一環で、来る2012年4月までに4.5世代戦闘機であるF-15Kを21機を編入し、それ以後ステルス機種を追加で購入する計画を推進中だ。
ボーイングのこの日の発表は、韓国空軍が早ければ2013年から推進する第5世代ステルス機確保事業を狙ってのものと見られている。

http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1237358921/

実際には、ステルス機能と言っても、エンジンにレーダーブロッカー*1を搭載する程度とかいう話。
既に納入されているキムチイーグルも改装可能と言う事は、大幅な改造とは思えないし。
Ｆ１５のバカみたいにでかいＲＣＳを何とかする為には、機体構成(パーツ位置から形状までの変更なら、構成と言うべきだろう…)から変更するしか無いのだが、内部武器搭載システムと言っても、胴体左右に追加するとか部品のような形で供給されるモノだろうし…。
と思って調べたら、まんまそうだった。
参考：東洋亭パーツ館新本店 【特報】F-15SE登場！
一応、垂直尾翼の形状やら角度が変更されるなどの低ＲＣＳ対策をしているらしいが、正直、どの程度のものかは怪しいとしか。*2
「F22を輸入できない国向け」との事で、日本相手にも売る気満々らしいけれど、こんな中途半端な機体を買わされる位なら最初から低ＲＣＳで設計されているタイフーンを買って技術蓄積したほうがマシである。
現在保有しているＦ１５Ｊを全機改装できるというなら導入する価値あるかもしれないけれど、基本がＦ１５Ｅらしいので、難しそう。

*1:複雑な形状のエンジン内部から反射するレーダー波を特定方向に誘導する為のプロペラ状部品。効果は不明

*2:一応、「正面」RCSは輸出用F35と同等というものらしい。F35は全方向からのRCSが低くなるよう設計されたステルス戦闘機だが、F15SEは正面だけRCSが高くてもドッグファイトに入ればレーダーに映る「頭隠して尻隠さず」という恥ずかしい性能の可能性が…。確かにファストルックによる被撃墜リスクを低減できるだけでもステルスの意味は大きいんだけど。ちなみにもし韓国軍がこれを配備しても、高度な情報リンク機能を持つフェーズドアレイレーダーを装備した護衛艦を複数保有する日本なら、簡単に発見できるので実はあまり意味が無い。見つけてしまえばESSMで対処可能…ぶっちゃけこのレベルのステルスが有効に働くのは、格下相手の場合だけという…。そもそも韓国は残りのF15Kの代金を払えるのか、と言う問題もあるのだが