gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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Flyable Heart 予約キャンペーン初回限定プレミアム版

Flyable Heart 予約キャンペーン初回限定プレミアム版
ゲームラッシュ激しすぎる。
スパロボKにアマガミにFH、未だに終わらぬナナドラアイマスで、小説の新規開拓もままならんというか。
しかし、いの一番でFlyable Heartを開始する辺り、やはりエロゲーマーやなぁ、と。
以下、ネタバレ。
皇天音@宮沢ゆあな…ビジュアル的にはかなり好みで性格も気に入っている。シナリオも割とオーソドックスながら面白いのだが、主人公の謎が問題解決の大きな鍵になっているので、不完全燃焼という部分もある。
稲羽結衣@小倉結衣…おいしそうに食べる女の子はかわいいよね、という訳でメインヒロインなんだけど、主人公の晶と双子の兄妹というバレバレながら重たい十字架を「恋人関係になった後に知る」という展開。
そして、さらに卓袱台返し。…そうきたか。
でも、あくまで「この世界の」結衣は兄が居ないけれど、「あちらの世界」の晶とは遺伝子的に双子の兄妹という事実には変わりが無いのでは…。
とか思ったり。
しかし、この時点でプロフィールは半分くらいしか埋まってないし、謎は多い。
中途半端なボリュームで終わってしまったななついろより、現時点でもこっちのほうが上。
ぴすぴすに近いレベル。攻略ヒロインも多いし。
水無瀬桜子@遠野そよぎ…今作は全体的にヒロインのレベルが高い。ようやくテーマが「オズの魔法使い」だと認識。
…本編の記憶なんて少しも残っていないのに、最終回に冒険を終えて元の生活に戻ってしまう悲しみだけ強く記憶に残ってる「スペースオズの大冒険」を思い出してしまった。
閑話休題
ゲストでななつろの撫子とすももが登場。
…なるほど、なないつろ撫子ルート後は、蛍氏と死闘を繰り広げることになるのだなぁ…。
EDは泣ける系。結衣ルートといい桜子ルートといい、父親不憫すぐる。
白鷺茉百合@涼森ちさと…完璧超人な年上お嬢様って、割と裏があったり黒かったりするんで、ルート分岐後に「地」を出してきた辺りには驚かなかったんだけど、「あちらの世界」に戻ってきた後に、桜子がこっそり死んでないか…コレ。
という訳でプロフィールをチェックして納得。
「あちらの世界」と「こちらの世界」は晶と結衣の性別だけではなく、4年前に父親が茉百合をかばって殉職したか否かという違いもあるらしい。そして殉職した父親の心臓は桜子に移植される。
「あちらの世界」で桜子が4年前に復学しているが、父親の生きている昌の「こちらの世界」では桜子は入院中で、桜子ルートでは父親の殉職で心臓提供が行われる、と。(父親が殉職しない茉百合ルートでは、心臓移植が間に合わず、桜子が死亡…)
つまり、父親の生存フラグと桜子の生存フラグは両立しないという…。
明るい話の割にシビアだな。
しかも、「あちらの世界」と「こちらの世界」で記憶が矛盾しないように操作が行われている様子もあるし、やはり「死神」とか「魔法の世界」が関わってるのかね、コレ。
九条くるり茶谷やすら…主人公が体験している世界移動に繋がる理論解説役、と言ってしまうとかわいそうだけれど、一番突拍子も無いキャラ設定なので仕方なし。
世界間(時間)移動による記憶の改変は、所謂「世界の復元力」らしい。
天音ルート同様に、過去に一度戻るというループが発生しているが、それで記憶を失わない特性が、晶の特殊遺伝子らしい。
雪代すずの@藤森ゆき奈…一番謎が多く、おそらくは主人公の謎にもっとも近い位置に居る少女。…死神?
と思ったら「未来人」とは…。意外性が無くて意外だったわw
最後にオチも付いて終了。
シナリオの質も高く、ボリュームも丁度良い感じ。
ニゾンの伝統だと、ファンディスクが出るだろうし、いろいろ後日談もそっちに任せればよさそう。
とりあえず、期待していた以上に良作ですた。
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