gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国軍総参謀長、韓国のミサイル防衛参加を懸念 | Chosun Online | 朝鮮日報

中国人民解放軍の陳炳徳総参謀長(陸軍上将)が25日、韓国を訪問した。韓国の合同参謀本部議長に相当する陳総参謀長は、訪韓直前に朝鮮日報の書面によるインタビューに応じた。以下はその要旨。
韓半島朝鮮半島)の非核化をどのように進めるべきか。
「中国は一貫して韓半島の平和と安定が韓国と北朝鮮の双方にとっての根本的な利益にかない、域内各国と世界の共通の利益にも合致すると考えている。6カ国協議は現在苦境に直面しているが、各国は放棄してはならない」
−中国は米国のミサイル防衛(MD)システムに抵抗感を持っている。しかし、韓国は北朝鮮の核やミサイルによる脅威に対応するため、自衛にためにMDシステムに参加する必要があるのではないか。
MDシステムを整備すれば、現在の戦略的均衡を破るのみならず、新たな軍備競争を招く可能性が高い。国家間の相互信頼と協力にとって利益とはならないばかりでなく、域内の平和と安定にも寄与しない」
−米軍の韓国駐留に対し、中国軍指導部はどのような立場か。
「中国はいかなる国にも外国の軍隊が駐留することに賛成しない。ただ、われわれは特別な歴史的原因によって、この地域(韓半島)に外国の軍隊が依然として駐留しているという事実に注意を払っている。これは関連国が相互の状況を考慮して取っている措置だ」
−中国の国防予算増加率は今年も二けた台だ。中国脅威論の根拠にもなっているが。
「今年の中国の国防費は4806億元(約6兆8600億円)だ。昨年の予算執行額に比べ624億元(14.9%)増えた。国防予算が国の財政支出に占める比率は6.3%で、最近数年間と比べるとむしろ縮小している」
−中国の軍事力強化が周辺国にとって脅威にならないということをどのように理解させるのか。
「ある国が各分野で建設を進める際、経済発展に沿って推進していくことは発展の原則に合致するものであり、正常なことだ。われわれは防衛的な国防政策を堅持し、永遠に覇権主義は掲げない。また、中国脅威論のために国防建設を放棄したり、弱めたりすることもない」
ユ・ヨンウォン記者

http://www.chosunonline.com/news/20090326000020

中国と隣接した地続きの朝鮮半島は、MDを配備する意味が無い。
理由としては、核兵器を打ち込むだけならば、大陸間弾道弾を打ち込むより、核爆弾搭載の戦闘爆撃機を飛ばしたほうが安上がりで確実だからだ。(戦術核ならば、対地攻撃能力が付加された殲撃11で運用可能)
そもそも、核兵器なんか使わなくても、地続きで投入兵力に輸送力と言う制限がかからない為、中国が本気で侵略すれば南北朝鮮合せてあっという間に制圧できる。
更に、MDシステムは非常に高価でありながら、実効性に疑問符がつく。
…と色々理由を挙げたが、何より重要なのは
韓国がMDに参加すると、法則が発動する。
という点で、日本にとっては非常に迷惑だから、宗主国である中国様の言う事を聞いて、韓国がMD参加なんてしない事を切に願うものである。