一般道で最高速度８０キロも 警察庁が新基準 - MSN産経ニュース

警察庁は２日、都道府県公安委員会が道路ごとに定める規制速度の決定方法を見直し、交通実態に応じた、きめ細かい基準の新設を決めた。一般道路でも安全が確保されれば、時速８０キロを上限に、法定最高速度６０キロを超える規制速度の設定も検討する。
身近な生活道路では「３０キロ以下」の規制も登場。規制速度の決定方法が見直されるのは平成元年以来約２０年ぶりで、本年度中にも基準を示す。外部有識者らの委員会（委員長・太田勝敏東洋大教授）が同日、報告書を国家公安委員会に提出した。
規制速度は一般道路で６０キロ、高速道路で１００キロの法定最高速度を基準とし、都道府県公安委員会が事故の発生状況などを参考に決める。法定最高速度を超えるケースは、栃木県の国道１１９号の一部での８０キロ規制などがあるが、極めて少ない。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090402/dst0904021010002-n1.htm

車の性能に対して、法整備が古いままと言う状況は長く、現実に即していない部分が多々あったのは事実。
狭く見通しの悪い生活道路でも速度を出せる事例もあった訳だから、むしろ歓迎したい。
これで、警察がきちんと実体速度に応じた速度上限で道路整備してくれれば、「速度違反件数が減る」筈。
もし、この法整備が行われても速度違反件数が減らなかったら、警察は「仕事をしていない」と思う。
閑話休題。
「車の性能向上につれて、人間の性能は劣化している」気もするので、免許の取得、更新に対してもう少しハードルを上げる等の対策も一緒にしてくれないと、速度向上で「軽症」で済んでいた事故が「死亡」に変わり、悲惨な死亡事故が激増しそうではある。
あと、原付はマジで規制して欲しい。
原付は大変便利で安価な移動手段だけれど、普通自動車免許のオマケでついてくるものだから、自転車気分で乗ってるアホなオバハンやらマナーの悪いＤＱＮが多すぎるので、統計的にも２輪の中でも事故が多い事が知られている。
これで速度上限が上がっても、原付は30km/h制限のままなら相対的な速度差が上がり、死亡事故は増えるだろう。
原付でも速度上限を撤廃する代わりに、原付免許は廃止して、小型二輪免許必須にしてくれれば、そのあたりは多少改善されると思うのだけれど。(原付免許と言うカテゴリが無くなれば、50cc以下の非力なバイクを生産するメリットがなくなるので、125ccくらいが標準になるだろうし。さらに安全に)
あとは、電動自転車か…。