韓国速報 金正日「オバマ、なぜ私に無関心なのか」と怒る

金正日(キム・ジョンイル)総書記がバラク・オバマ米大統領の無関心に怒りを表したという証言が出てきた。
マーク・ギンズバーグ前駐モロッコ米大使は16日、インターネット媒体のホピントンポストに掲載した文章で、中国官僚らの発言を引用して、「金正日総書記はオバマ大統領がイラン指導者には関心を注ぎながら、自身には気を遣わないと怒っている」と明らかにした。
オバマ大統領選キャンプで外交諮問委員を務めたギンズバーグ前大使は「今週、中国北京大でのフォーラムに出席した際に会った中国官僚らが語った」としながら、「彼らは金正日に対する深い挫折感とかんしゃくの感情を表出した」と書いた。
そして「オバマ大統領が金正日の(国防委員長)再推戴を祝う放送メッセージを送らないならば、韓半島はまた一度緊張の時代に入る」と予想した。
オバマ大統領は就任直後、アル・アラビヤ放送とのインタビューで、イランに和解のジェスチャーを見せ、アフマディネジァド・イラン大統領に書簡を送ったりもしたが、北朝鮮に対しては特別な反応を見せていない。
ギンズバーグ氏は自分に話した中国官僚らが誰なのかは公開しなかった。
韓国速報 09/4/18

http://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/kita/090418-1.html

何故もナニも、北朝鮮に関わっても米国は全くメリットが無いからに決まっているじゃないか。
アメリカとして北朝鮮に関わる利害は、軍事同盟国である「日本との関係」と言うただ一点だけであり、それすらも親中路線を進みたいアメリカにとっては、日中の対立が進んで全く嬉しくないどころか、はっきり言って迷惑でしか無い。
この状況で、北朝鮮に迎合するメリットが無く、仮に迎合すれば日本政府との関係が悪化して困る。
「無視」が最も妥当な対応であり、６カ国協議から離脱を表明した北朝鮮とこれ以上関係が悪化した所で、テポドン２にアメリカまでの到達能力が無いと明らかになった以上、痛くもかゆくも無い。
北朝鮮にアメリカの関心を引きつけたいなら、素直にアメリカ国内に北朝鮮の核兵器を仕込んで核テロの一つでも起こしてみれば良い。
そうすれば、アメリカは中国と全面戦争になる事を覚悟するか、莫大な対価を支払ってでも中国が北朝鮮に加担しない内諾を取り付けた上で北朝鮮を滅ぼす事に全力を挙げてくれるだろうから。
少なくとも、北朝鮮がアメリカまで届く大陸間弾道弾を保有しない限り、対岸の火事でしか無い北朝鮮核問題に、アメリカが関心を持つ理由は無い。
そして、本格的に関心を持ったときは、北朝鮮の終わりの始まり。