gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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サンデーらいぶらりぃ:斎藤 貴男・評『宇宙開発戦争』 - 毎日jp(毎日新聞)

◆天空から滅ぼす力を実現しつつあると
ヘレン・カルディコット+クレイグ・アイゼンドラス・著 植田那美+益田賢/訳『宇宙開発戦争』(作品社/税込2520円)
北朝鮮“ミサイル”発射騒動はウヤムヤのうちに雲散霧消しつつある。残ったのは各地に迎撃ミサイルが実戦配備された事実と、北朝鮮許すまじの好戦的世論だ。テレビやネットで騒ぎ立てた御用タレント、彼らに乗せられた視聴者たちは、一連の動きの背景を少しでも考えてみたことがあるのだろうか。
騒動の直前に刊行された本書が必読だ。国連で宇宙条約の草案を作成した経験を持つ研究者と、ノーベル平和賞候補になったこともある核問題の評論家とがタッグを組んで、“ミサイル防衛”と“宇宙ビジネス”の最前線を詳述した。
本書によれば、アメリカは宇宙空間にレーザー砲やマイクロ波兵器、核などを配備して世界の全方位支配(フル・スペクトラム・ドミナンス)を図ろうとしている。軍産複合体が半世紀前から推進してきた、地球上の全地域をいつでもどこでも天空から滅ぼすことのできる力を、ついに実現しつつあるというのだ。
ミサイル防衛(MD)システムはその一環である。メディアや政策そのものを通じて示されるイランや北朝鮮の脅威は、世論を軍産複合体に都合よく誘導するための演出なのではあるまいか。
日本語版のための解説もついている。アメリカへの絶対服従国益と形容するこの国では昨年の国会で宇宙の軍事利用を認める法律が成立し、新たに設置された有識者会議が来る五月に「宇宙基本計画」を策定する予定だ。その直前の北朝鮮“ミサイル”騒動だった。
本書が暴いた事実の数々はあまりに重要だ。憲法九条を有する唯一の被爆国が、アメリカ宇宙軍拡の片棒を担ぐ愚を犯す事態にだけはしてはならない。
サンデー毎日 2009年5月3日号より>

http://mainichi.jp/enta/book/review/news/20090421org00m040038000c.html

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『日本は、国際的慣行や常識的な安全手続きを踏まない
 宣戦布告に等しいミサイル発射という蛮行を非難していたと思ったら、
 いつのまにか、アメリカの宇宙戦争の片棒を担ぐなと怒られた』
 しかも、北朝鮮のメディアじゃなく、日本の全国紙で。
 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
 おれも何をされたのかわからなかった
 頭がどうにかなりそうだった…
 超斜め上だとかヤクザの言いがかりだとか
 そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…』
AA略
日本人の立場から考えた理屈とは思えないよ。
いい加減、変態侮日新聞は倒産したほうが、日本人のためだと思う。(はげましのことば)