のだめカンタービレ♪ワールド 丸ビルホール（東京）

入場無料で、作品中に登場したピアノ曲の生演奏が聞けると知り、ＧＷ開始直後から行く機会を狙っていたのだけれど、寝坊しまくったり他のイベント行ったりしていた関係で今日まで来れなかったのだが、正直「もっと早くに来てれば良かった」と。

あいにくの雨という天気にもかかわらず、会場はかなりの人出であり、展示自体はさして目新しいものは無いというか、直筆ラフ画以外は、既に出版済みの絵を印刷して引き伸ばした奴だから、見ごたえはあまり無かったり。
ラフ画を見る限り、ラフの時点でほぼ全ての主線が入ってるので、絵を書き込むタイプの漫画家のラフに比べると、そのまま雑誌に乗っけてもあんまり叩かれないんじゃないかと(爆)
閑話休題。
母子連れが非常に多く、のだめの汚部屋を再現したスペースに、妙に人だかりが出来ていて、違和感を感じていたら、会場にピアノがおいてあるのはそこだけ。
つまり、そこが生演奏の会場であり、溜まっている連中は「場所取り」していたのだ。(予定時間の30分以上前である…)
他に見るものも無いしと、なるべく邪魔にならない端っこで同じように待つ事にしたのだが、開始時間が近づくにつれ、どんどん人が増えていき、もうぎゅうぎゅう。
演奏時間になり、奏者の井上華絵という女性がやってきて、演奏を開始。
この手の無料のイベントだけに、静かに出来ない子供をつれたＤＱＮ親とかがどうしても混じってしまうため、２曲目の序盤で子供が泣き叫ぶというハプニングがあったものの、全く動じることも無く、難しい演奏を続けたのは感心した。
ほとんどインターバルなしで約２０分４曲を立て続けに演奏し、一旦引っ込んだので、てっきり終わりかと思ったが、かなり前の時間から場所取りしていた連中はぴくりとも動かない。
疑問に思いつつ、演奏プログラムの書いてある看板を見て納得。あと３曲あるのだ。１０分のインターバルを置いて、ドレスに着替えた奏者が再びやってきて、後半３曲を演奏。
相変わらず空気の読めない子供がおしゃべりしてたり、ビニール袋をガサガサ言わせてる兄ちゃんとかが居てげっそりもしたが、演奏が佳境になるとそういう空気詠み人知らずな方々も去るか黙るかして静かになり、インターバル込みで約４５分の生演奏は立ち見であったけれど非常に楽しかった。
…正直、一時間後の二回目の演奏も聴こうかと思ったわ…。
最初から場所取りしている人たち、行動を見る限り、どう見ても「初回」じゃないから、何度も来ているんだろうなぁ…。
気持ちは判るわ。
非常に満足して撤収。
演奏曲リスト。演奏曲目の看板だけ撮影させてもらおうと近くのスタッフに確認したんだけど、やはりＮＧという事で、演奏者だけメモして帰ったんだよなー。てっきり、公式ページに曲目が載っていると思ってたんだけど、奏者が日によって違い、奏者が違うと曲目も違うとか…。とりあえず、ググって居るうちに見つけた他所様のブログで発見した曲目リストだけれど、最初と最後の曲が一致しているので、多分コレかと。

1.モーツァルト：きらきら星変奏曲 K265
2.シューマン：ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22 第1楽章
3.サン=サーンス：動物の謝肉祭より「水族館」
4.ドビュッシー：喜びの島
5.プロコフィエフ：バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64より モンタギュー家とキャプレット家(第2組曲第1曲)
6.ショパン：12の練習曲 Op.10-4
7.ガーシュウィン：ラプソディ・イン・ブルー