gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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安全より安さ…「食」意識に変化 消費者傾向に農水省危機感 - MSN産経ニュース

戦後最悪とされる昨年秋以降の景気悪化を受けて、「安全な食品」より「食費節減」を優先する家庭が増えていることが、日本政策金融公庫の消費者動向調査で浮き彫りになった。企業業績の悪化で賃金は減少傾向にあり、毎日の生活を支える食品でも「品質」よりも「安さ」を選ぶ家庭が増えている。農林水産省は「安価な輸入食品に押され、国産の需要が低下するかもしれない」と懸念しており、近く国産の流通コスト削減策を検討するなど対策に乗り出す。
同公庫は世界経済が急速に冷え込んだ昨年12月、消費者2107人にインターネットで意識調査を行った。食品を選ぶ際に重視することを、「安全性に配慮したい」「食費を節約したい」「原材料など国産物にこだわりたい」など11の選択肢の中から、2つ選ばせる形式で実施し、集計結果を、昨年5月の前回調査と比較している。
前回調査では「安全性に配慮」と答えた消費者が41・3%で一番多かったが、今回は10ポイント近く減り、31・7%に。逆に前回は27・2%だった「食費を節約したい」という回答が、7ポイント以上アップし34・6%となり、「安全性に−」を抜いてトップとなった。
「国産物にこだわりたい」と答えた消費者は19・7%で、前回の18・2%とほぼ同じ。「食費を節約−」を大きく下回った。
こうした結果について、経済ジャーナリストの荻原博子氏は「消費者が食品を選ぶ際、安さを優先している。一般家庭では不景気で給料やボーナスが減っているのに、住宅ローンや教育費などの支出は変わらないため、食費を削らざるを得ない。そうすると安全性や国産にこだわる余裕がない」と分析している。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090521/trd0905210940003-n1.htm

それでも国民としては「可能な限り」中国産は買わない。
という姿勢が必要だと思う。
実際の所「食費を節約」する最善が「外食しない」であり、材料のレベルで好き好んで中国産を選ぶ人はそんなに多くないと思う。
むしろ未だに中国産冷凍食品が使われている外食産業の方が痛いんじゃないかと。