gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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東京新聞:月の石 実は木の化石 オランダの国立美術館 価値1000分の1に:国際(TOKYO Web)

【ロンドン=星浩】オランダ・アムステルダム国立美術館が所蔵していた「月の石」が鑑定の結果、樹木の化石であることが分かった。オランダ放送協会が二十六日、伝えた。
石は、たばこの箱ほどの大きさで、一九四八年から十年にわたり首相を務めたドレース氏が、六九年十月に当時の駐オランダ米大使から贈られた。同年七月に人類で初めて月面に立ったアポロ11号の乗組員が持ち帰ったものとされ、ドレース氏の死後に美術館の所蔵品となった。
二〇〇六年に展示を見た専門家から「六九年の時点で米航空宇宙局(NASA)が月の石を手放すとは考えがたい」と指摘があり、美術館が地元大学などに鑑定を依頼。「明らかに木の化石。化石としても質はよくない」と判定されたという。
レンブラントフェルメールの名画の所蔵で知られる同美術館は、この「月の石」の価値を五万ユーロ(約六百六十万円)とみて保険をかけてきたが、実際の価値は五十ユーロ以下。ただ、処分はせず「ドレース氏の月の石」として所蔵し続ける予定。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009082802000241.html

米の駐蘭大使から貰ったと言うなら、そりゃ信じるだろう…。
駐蘭大使は冗談で「月の石だよ」言ったらマジ大喜びされて「実は嘘です」と言えないままだったとか言うオチだったりして。
アメリカンジョークなら、ちゃんとジョークと判るように言わないと。
ちなみに、日本は本物の「月の石」をアメリカ政府から「複数個」贈られていて、東大、JAXA国立極地研究所などで研究されている他、1つが国立科学博物館の常設展示品として展示されている。*1
参考:月の石 - Wikipedia

この「月の石」の価値を五万ユーロ(約六百六十万円)とみて保険をかけてきたが、実際の価値は五十ユーロ以下。ただ、処分はせず「ドレース氏の月の石」として所蔵し続ける予定。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009082802000241.html

オランダの対応は非常に「粋」だと思う。