ケータイないのに「通話」で反則キップ 大阪府に１０万円賠償命令 - MSN産経ニュース

携帯電話を持っていないのに、運転中に通話したとして大阪府警の警察官から交通反則切符を切られたとして、吹田市の男性住職（６８）が府に免許停止処分の取り消しと１００万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が１０日、大阪地裁であった。吉田徹裁判長は「携帯電話は発見されておらず、違法な処分だった」として、府に免停処分取り消しと１０万円の支払いを命じた。
吉田裁判長は判決理由で、取り締まり中の警察官が男性住職の車を停止させたものの、目撃したとされる電話機の持ち方を具体的に説明できないと指摘。「必要な調査を尽くすことなく漫然と違反を認定した」と判断した。
判決によると、男性住職は平成１９年１０月、大阪市北区東天満の交差点で、乗用車を運転中に携帯電話を通話したとして違反点数１点を付され、その後に累積点数で１２０日間の免停とされた。
森口泰多・大阪府警監察室長の話「判決内容を精査したうえ、適切に対応したい」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090910/trl0909102105024-n1.htm

幾らなんでも、「持っていない携帯電話」で違反切符が切られようとして、唯々諾々と従う人間が居る訳が無い。
しかしこの男性住職は、一旦はその場での違反切符を受け入れている点、累積点数がたった１点で免停１２０日になるほどの違反常習者である点を考えると、「携帯電話を持っていなかった」という主張自体が非常に疑わしく感じる。
いくら個人的に警察が嫌いでも、いや嫌いだからこそここまで露骨な犯罪捏造に、一旦は従うという状況が想像できない。
免停の通知が来て、困るから悪徳弁護士辺りに入れ知恵されて文句つけたんじゃないかとか邪推したくなる。
「大阪では、坊主も平気で嘘をつく」と言われれば納得できてしまうんだよね…。