gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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クローズアップ現代10月7日放送「“助けて”と言えない〜いま30代に何が」書き起こし - Imamuraの日記

直撃世代なんで、怖くて…いや痛くて読むのに時間がかかった…。
幸い、親がいるから、何かあったらそっちに相談できるけど、友人関係はあんまり多いわけでもないし、兄弟相手に経済問題で相談しようとは、全く思わないモンなぁ…。
そもそも、兄弟、友人・知人関係はほぼ同世代に集中するのだから、自分が貧しい時は、みんな苦しい場合が殆どだろうし。
ただ、餓死する状況になっても周囲に助けを求めないほど、自分のプライドは高くないので、死にたくなって自殺する事はあっても、生きたいのに餓死はしないだろうと思う。
もし、親が頼れない状況でも、役所に行って相談するだろうし。(生保貰う為に多少の嘘も辞さない覚悟でw)
そういう吹っ切り方が出来るようになった点で、一年間のニート生活はムダじゃなかったと思う。
一度ニートまで堕ちた事があるから判るけれど、確かに、窮状を友人・知人に知られたくない、という意識は非常に強かった。
当時もし、親の支援が無く、本気でホームレス寸前になったとしても、当時、友人に頼っていたかと問われれば、NOと答えるだろう。
しかし、「自分で何とかする」と言えるのは、自分で何とかしている人だけで、実際に借金だのホームレスに落ちた、「何とかしていない人」が、独力で生活の建て直しとか、ほぼ「無理」だ。
独力で何とかしたと信じている人は、影に親や兄弟、友人の支えがあった事を理解していないだけだと思う。
まず、底辺でのたうって腐った人間の顔は、もう面接でマトモな所には通用しない。
印象の段階で「あ、こいつダメだ」という雰囲気がにじみ出る。(実際、面接担当に言われた事も…)
自信が無いから、面接も想定外の質問はボロボロ。
自分の場合、大きめの会社は軒並み面接一回で断られ、公務員試験も一次試験は通っても二次の面接で落とされた。
幸い、なんとか小さい会社に潜り込んで社会復帰を果たしたが、高望みをしなかった事と、運が良かっただけだと思う。
閑話休題
ブコメには「助けて」と言って「助けてくれる人が居ない」コメントが散見されたが、助けてくれる人に逢うまで「助けて」を言い続ける事が出来る人と、出来ない人が、今の社会で生死を分けるボーダーラインなのかな、とも思った。
世界でも稀なほどに「お人よし」が揃っている日本。
国のセーフティーネットは無くても、個人レベルのお人よしによる助力・救済は、割とあると思うよ。