gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : “求む!限界集落再生の協力隊員” 報酬月額16万円+住居無償提供。条件は20歳以上で要運転免許(AT限定不可)…秋田 - ライブドアブログ

都会から農業の担い手となる若者を招き、廃村寸前の集落を再生させようと、秋田県上小阿仁村(かみこあにむら)は「地域おこし協力隊」の隊員2人の募集を始めた。
11月1日から最長で2年5か月間、村の中心部から約20キロ離れた「八木沢地区」に住み込みで働いてもらう。小林宏晨(ひろあき)村長は「都会の若者の斬新なアイデアで過疎化を食い止めたい」と、救世主の出現に期待を寄せている。
村の人口は約7000人(1960年)をピークに減り続け、2931人(9月末)。65歳以上が半数を超える「限界集落」は20地区のうち8地区を占める。
隊員が入る八木沢地区は7世帯16人で、うち12人が65歳以上だ。山田テイさん(66)は、4年前に倒れて自宅療養中の夫(73)を支えながら、一人で農業を続けてきた。地区内で「最後の農家」だったが、今春、両ひざの痛みに耐えきれずにやめた。地区には至る所に耕作放棄地が広がっている。
村中心部へは県道1本で、豪雪に見舞われると「陸の孤島」と化すこともある。商店もなく、鮮魚や青果を積んだ移動販売車が週2回、地区を訪れる。
隊員は1日7時間、週5日勤務。農作業のほか、地区の高齢者が病院へ通う際の付き添いや、雪かき、ごみの不法投棄パトロールなども担う。
隊員がそのまま定住することを希望するが、頻繁に話し合いの場を設け、活性化のアイデアも求めている。小林村長は「地元の人の発想は限界に達している。面白い提案には村全体で取り組む」と真剣だ。
報酬は月額16万円。住居は、26年前まで小学校だった地区公民館で、改修後に無償提供する。募集は10月20日まで(当日必着)。応募要件は20歳以上で、運転免許(AT限定は不可)があること。
問い合わせは村総務課(0186・77・2221)へ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091014-OYT1T00756.htm

住み込みの奴隷を月16万で…という話でそ?
まともな思考力がある人なら、絶対行かないと思う。

隊員が入る八木沢地区は7世帯16人で、うち12人が65歳以上だ。
(中略)
隊員は1日7時間、週5日勤務。農作業のほか、地区の高齢者が病院へ通う際の付き添いや、雪かき、ごみの不法投棄パトロールなど

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091014-OYT1T00756.htm

この仕事内容でたった二人しか募集して無いし、週5で7時間なんて労働条件は、絶対守られないからw
老人16人介護するのに、たった2人しか雇わず、更に介護の他に農作業や地域作業まで負担とか、殺す気かと。
せめて「ゼロから農業教えます」とか「年季明けに格安で農地譲ります」とか農家転業を考えている人をひきつける条件でも付かない限り、人が集まらないんじゃないか。
田舎に夢を見ている人は多いと思うが、田舎の農家ほど、ケチで口さがない連中は居ない。
人間関係が狭い分、非常に濃密な付き合いを強要されるし、おすそ分け=物々交換であると理解していないと、あっというまに悪評が蔓延する。
都会の無関心をそのまま持ち込んで、人間関係失敗したら、地獄の2年間になる事請け合い。
そもそも、個人的に、わざわざ住み難い僻地にしがみついて「不便だ」「困っている」と嘆くくらいなら、さっさと土地を手放して便利な都市部に行けばいいのに、とつくづく思う。
今までずっと、そういう連中が「田舎に都市部と同様の環境が無いのは差別だ」と騒いで無駄な道路やインフラ(電気・ガス・水道・通信)に税金が浪費され、結局放棄されている訳で。
公共の福祉と言う理由で、限界集落なんてさっさと潰して都市部に強制移住させていいと思うんだがなぁ。(強制移住と言うと聞こえが悪いけれど、国が主導で独居老人を介護する施設に集める、とかでも良い訳で。長い目で見れば、確実に国にも老人にもメリットが大きい話なのだが)