gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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総合/シェアハウス 都心でじわり人気 ぬくもり求め一つ屋根の下 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

シェアハウスという言葉をご存じだろうか? 職場や年齢が違う他人が、居間や風呂などを共有して緩やかに共同生活する賃貸住宅のこと。鍵付きの自分の部屋から一歩出れば人のぬくもりが感じられると人気で、家主側には資産運用の新しい選択肢になりつつある。
 ◆下宿買い取り再生
東京都杉並区。細い路地の先にシェアハウスがあった。「ただいま」。小島亜矢子さん(27)が帰ると、居間にいた佐藤正樹さん(28)らが「お帰り」と笑顔で迎えた。住人は男性3人と女性5人。その日は郷土鍋を競う夕食会が開かれた。
シェアハウスは別名ゲストハウスとも呼ばれ、友人同士が部屋を共有するルームシェアとは異なる。約1年前、幼なじみと大阪から上京した小島さんは、2人だけで部屋を借りると、どちらかが結婚したときに面倒と思い、ここへの入居を決めた。佐藤さんは「帰宅時に居間に電気がついているとうれしい」と笑う。
家のオーナーは築50年の古い下宿を買い取って改装、月約50万円の家賃収入が入る物件に再生させた。契約は1カ月更新。敷金、礼金がない。
 ◆おしゃれな内装
家賃は賃貸住宅並み。家具や調理器具、広い居間を自由に使えることを考えれば割安だ。おしゃれな内装も施され、下宿とは雰囲気も違う。
一般住宅や社員寮を改装した物件が多い。通常、共有部分の光熱費は共益費で賄われ、多くの物件は専門の業者が居間や風呂を掃除する。騒音など住民同士のトラブルも業者が解決するという。
入居者は20〜30代が中心で女性が7割。防犯上1人より安心という声もある。規模は2人から150人を超える物件までとさまざま。
原型は外国人旅行者向けの短期滞在施設で、日本人向けに清潔な施設が増えている。
情報サイト「ひつじ不動産」を運営する「ひつじインキュベーション・スクエア」の北川大祐さんは「一つ屋根の下に住むといっても強制的に仲良くする必要はなく、たまたまカフェで居合わせたような緩い関係が魅力なんです」と話す。
 ◆自分の目で物件選び
英会話好きを集めたり、ジム付きなどの物件もある。物件選びはとにかく自分の目で見ることが大事だ。「運営事業者によって雰囲気が違うので最低3つの事業者の物件は見て」と北川さんは助言。神経質過ぎる人は向かず、協調性のない人を断る業者もある。
東京電力の子会社「リビタ」は2005年にシェアハウス事業に参入。計5棟(202室)の独身寮などをオール電化物件に再生させた。個人投資家へ転売したこともある。一軒家を扱う事業者も増加。「ひつじ不動産」の登録事業者は現在約160社。07年に78だった新規登録物件数は年内には東京周辺だけで180に増える。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200910150083a.nwc

日本では、ルームシェアという概念が普及しなかったのは、就職で上京というパターンが多く、賃貸が多い都市部ほどに人間関係が希薄だったからで、記事のように幼馴染が揃って同居、みたいな例の方が希少なのは言うまでも無い。
あと、基本的に、ルームシェアは家賃を安く抑えるための手法なのに、築50年の建物を8人シェアで月50万って、高すぎるだろ…。
よほど立地がいいか、部屋が広いかでもなければ、いくら都内でも築50年に月6万以上は。