韓国、射程１０００キロ超の巡航ミサイル実戦配備？ 地元紙報道 - MSN産経ニュース

１５日付の韓国夕刊紙、文化日報は戦略兵器で射程１０００キロ以上の韓国産巡航ミサイル「玄武３」が今年初頭から実践配備中であることが独自取材で確認されたと報じた。米韓の情報当局や韓国政府関係者など複数の消息筋が明らかにした。
今年初めから量産体制に入り、韓国陸軍誘導弾司令部によって実戦配備が進められており、現在射程１５００キロの巡航ミサイルも開発中という。（ソウル　水沼啓子）

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091015/kor0910151630000-n1.htm

…韓国人って心底バカだと思う。
長距離巡航ミサイルは、核保有国以外にとっては、単なる「遠くに飛ばせる爆弾」に過ぎない。
普通は、北朝鮮のようにまず核兵器を開発してから、ミサイルを開発するのが正しいカードの切り方であり、そうじゃなければ徒に周辺国に警戒されるだけ。
そして、北朝鮮のテポドンが１トン程度の打ち上げ能力しか持たないように、通常炸薬ならば１〜３トンの爆弾相当の非常に高価な爆弾(一発数億から十数億円くらい)でしかない。
仮に原発に直撃させたとしても、日本の原子炉は１トン爆弾程度破壊力なら問題なく耐えるように頑丈につくられている。(核物質扱っている施設なので、その辺はかなり厳重)
長距離巡航ミサイルが戦略的に脅威になるのは、その１トンのペイロードに納まる弾頭が、数千、数万倍の破壊力を持つ核弾頭とか、一発で数百万人を殺せるＢＣ兵器の場合だけである。
加えて、北朝鮮が相手なら、ミサイルどころかロケット砲の射程内だし、簡単に制空権が取れるのだから、爆撃で十分だ。
では、対日兵器か？と問われれば、日本相手に射程１５００キロなんて不要で、安価な射程３００キロの中距離ミサイルがあれば、日本にぶち込むには必要十分だ。
一応、首都である東京に打ち込むなら、８００キロくらい欲しいけれど、１５００キロなんて無駄すぎる。
むしろ、それで「射程範囲」に入ってしまう中国やロシアを刺激するだけと言うオチ。
さらに、秒速約７キロ、マッハ２０で落ちてくる大陸間弾道弾と違い、亜音速でトロトロ飛んでくる巡航ミサイルは、アメリカ自身がとっくに時代遅れとして廃棄した旧兵器であり、ＭＤ対応イージス艦を配備する日米にとっては、発見できれば迎撃も容易なシロモノでしかない。
逆に、高度なＭＤ能力を持たない中露は困るけど、日本は実はほとんど困らないという微妙な性能が、中露を刺激するだろう。
なんつーか、無駄な兵器開発に金を掛ける暇があったら、整備予算に使えよ…。
ちなみに、日本には山の中からぶっ放して、山や谷を迂回しながら低空を亜音速でぶっ飛んで１５０キロ先の目標に命中させるという変態性能のステルス地対艦ミサイルがあったりなかったり。
アメリカで試射した時に、米軍の高電子妨害下でも平然と全弾命中させて、米軍をビビらせたとかしないとか。
まあ、実戦配備が１９年前の骨董品ですけどね。
しかし、この玄武３の開発は、３年も前から開発すると言う話があったにもかかわらず、日本のマスゴミは全スルーで韓流スターだなんだと韓国ヨイショに一生懸命だったっけ。