gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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極限脱出 9時間9人9の扉

極限脱出 9時間9人9の扉
こつこつと電車の中でやっていたのだが、今日の夜に最後のシナリオに手を付けたら、割と長くて夜中の三時近くまで遊んでしまった。
以下、ネタバレ。
1回のシナリオはそんなに長くなく、マルチエンディング6種。
うち、死亡エンド5つ(爆) (明確に死亡とされないけれど脱出できなければ…なので)
最初は絶対TRUEルートに入れないので、ある程度クリアするまで延々と死に続けなければならないというシステムとシナリオがメタ的にリンクしているとか、上下分割画面のテキスト視点に意味を持たせてあるとか、シナリオはかなり頑張っていると思う。
しかし、グリセリンの結晶化とか、タイタニックの予言小説とか、ビリーバー御用達ネタ満載で、最終的にはオカルト実在の世界観な上、一部の謎は完全放置だし、舞台設定もかなりトンデモなので、「推理モノかと思ったら飛び道具(トンデモ)だった」というひぐらしを許せないタイプの人には、推奨できない。
作品のメタ構造上、「伝わるはずの無い知識が伝わって探索が素早く進む」事の表現と言う意味で、あえて探索パートをスキップできない仕様は判らなくもないが、面倒だった事は事実。
棺桶(ALICE)ルートを何度か掴まされて、余計に周回させられた分、そのうんざりさはぷちストレスに感じた。
周回プレイが前提の割に、ストーリーの分岐幅が狭い事も、気になるが、トータルではそれなりに面白い作品だったと思う。
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