gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : 消える書店、10年間で3割減 - ライブドアブログ

出版市場が2兆円割れし、縮小が続く中、各地で書店が消えている。この10年間で6403店減少し、ほぼ半減している県もあることが分かった。全国の書店を調査しているアルメディア(東京都)のデータをもとに、2000年と今年1月時点の書店数を比較し、減少率を計算した。
00年に全国で2万1922店あった書店は一貫して減少し、10年には約29%減の1万5519店となった。最も減少率が高かったのは和歌山県で、257店から137店へと約47%も減少。次いで山口県佐賀県が約38%減少した。和歌山県の書店商業組合によると、同県では、スーパーとの複合型店や郊外型の大型店などが増え、中小書店の廃業が相次いだという。店舗数の格差は今年1月、最多の東京都が1739店に対し、最少の鳥取県は80店だった。
また、09年の書店の新規出店数は286店と、同社が統計を取り始めた00年以降で初めて300店を割った。同社の加賀美幹雄社長は「積極的に出店を続けてきた全国チェーンも息切れを始めている。今後、チェーン店の淘汰(とうた)が始まれば、さらに減少が膨らむ可能性もある」とみる。(久保智祥)

http://www.asahi.com/national/update/0126/TKY201001260130.html

本好きとしては、書店が減るという事を残念に思わなくも無いけれど、個人的には、ある程度の規模がある中規模以上の書店ならともかく、本当に小さな零細書店はもっと淘汰されても構わないと思う。
本の種類も非常に少なく、小規模書店なのに販売傾向の特色も無く、再販制度のお陰で、日銭が適度に入るのでなかなか潰れないという本屋は、本屋としてどうかと思うので。
ちょー地方の集落の人はどうするんじゃい!?と聞かれれば、「通販使うか、引っ越せば?」としか。
書店最大のメリットは、本を直接確認できる事と、すぐに買える事にある。
ネット販売は、欲しい本があっても、配送と言う間を挟んでしまうので、「すぐに読みたい」という本好きなら少なからず感じる飢餓感をなかなか満たしてはくれない。
あと、(新・古)本屋で「本に出会う」という経験をした事がある本好きなら、ネット書店は便利だけど、それだけで全てを完結させようとはなかなか思わない。
駅前等の便利な立地に中規模以上の書店が生き残れば、個人的には問題ないかな。