gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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朝鮮半島砲撃戦:「韓国側、先に発砲したと認める」…中国報道 2010/11/25(木) 10:33:56 サーチナ

新華社や北京晨報など中国メディアは25日、朝鮮半島で23日に発生した南北双方の砲撃戦について「韓国側が、先に発砲したと認めた」とする記事を発表しはじめた。韓国が軍事演習として、北朝鮮と「支配問題」で対立している海域に砲弾を撃ち込んだことを指す。
朝鮮半島停戦の1953年、国連側は海上における韓国と北朝鮮軍事境界線として朝鮮半島西側の海域に北方限界線(NLL)を設定した。実質的には、米国と韓国の「西側」が一方的に設定したものだ。北朝鮮側は認めず、1999年になり、NLLより南側に「海上軍事境界線」を設定した。南北双方が主張する領域が一部で重なり、「争議ある海域」が発生することになった。
北朝鮮側は22日、韓国側に対し、「争議ある海域」付近での軍事演習を中止するよう要請。韓国側は拒絶した。韓国の政府関係者は名を秘すことを条件に「わが方の砲弾は、争議ある海域に落下した。ただし、北朝鮮の海岸には届いていない」と述べた。同説明は、北朝鮮軍が発表した「韓国側が先に、わが領海に数十発の砲弾を撃ち込んだ」との声明に合致する。
北朝鮮側の砲撃により、韓国の延坪島ヨンピョンド)に約100発が着弾。軍人2人と民間人2人の計4人が死亡した。北朝鮮が韓国の陸地を砲撃したのは、朝鮮戦争停戦後、初めて。(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1125&f=politics_1125_007.shtml

中国メディアの政治色が強い記事は、中国政府の発言と考えて問題なく、この記事を通して発信された中国の意思は、日本にとっては非常に重大な問題を孕んでいるか、どれだけ理解されているのだろうか。
中国は北朝鮮を擁護する事により、「自国が領海だと主張する場所なら、演習や保安船の発砲を理由に一方的に武力反撃ができる」と宣言しているのに等しい訳で、日本が沖縄沖で演習した際に、「日本が先制攻撃した」と主張して、「反撃」という名の先制攻撃を許容しうる、という意味になるのだ。
こんな主張は、一年前なら「そんな馬鹿なことをする国なんてありえ無い」と一笑に付されていただろうが、尖閣に続き、今回の砲撃という蛮行で、中国と北朝鮮と言うDQN国家の横暴をこれだけ見せ付けられて、なお「ありえない」と言う連中は、平和ボケで脳みそが腐っていると思う。
そして、米露は「民間人に死者」が出てもなお、「対話による解決」を韓国に要求している。
理由は簡単。北朝鮮の背後には中国が居て、中国を刺激したく無いから。
つくづく、中国って国に力を与えた日本はバカだよなぁ…これは間違いなく自民党の責任だと思う。