本格手づくりそば麺機「そばびと」-(株)クラフトモリーオ,岩手県盛岡市

以前、タカラで出した蕎麦打ち機を、機能分割、電動化、大型化して、手軽に１０割蕎麦を作れるというのがウリ。

商品の概要
「そばびと」シリーズはご家庭で誰でもいつでもどこでも、打ち立て茹でたての十割そばを召し上がることのできる魔法のそば打ちシステムです。
しかもそば粉からお口に入るまでたった3分間。どなたが作ってもプロの職人の味が楽しめます。
また、デザインにもこだわりました。人口漆を用い伝統工芸品を思わせる雰囲気を持たせ、ただの機械にとどまらない道具として持つ人の満足感を高めます。
小さな小さな製麺工場、あなたの家にもいかがですか？

http://sobabito.craftmorio.com/product/

という内容で、価格は…

ミキサー、麺機に付属品が付いた、その日から魔法のそば打ちができる「そばびと」のセットを
通常価格 126,000円（税抜 120,000円）のところ、2011年3月までのご予約の方は、発売記念価格 104,790円（税抜 99,800円）にて販売いたします。
さらに2010年12月までのご予約特典として スターター食材キット 5,040円（税抜 4,800円）を無料にてお付けいたします。
※上記価格には送料は含まれておりません。

http://sobabito.craftmorio.com/order/

…。
スターターキットは20食分だから、1食5239円の10割蕎麦！！
わしが半額以下で買ったタカラの食育玩具である「いえそば」の5000円ですら高いと思ったのに、軽く20倍の価格設定に吹いた。
１食5000円はネタにしても、真面目な話、国産のそば粉は割と高いから、ペイするのは大変。
具体的に言うと、大体国産そば粉は1kg1300円からである。わざわざ10割蕎麦に拘るくらいだから、キロ2000円くらいのを買う事を考えれば「原料費だけで、１食100gが200円」となる。
専門店レベルの１食700円で計算したとして、差額は500円。
つまり、210食くらい自家製で10割蕎麦を食えば、専門店の10割そばを210回食いに行くより安くなる。
あ、製麺用の動力源の電動ドライバー忘れてた。こいつが約7000円でプラス35食。
トータル245食ですな。
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いくらなんでも、ないわー。
閑話休題。
とある秋葉原の自家製麺のお蕎麦屋さんで、戸隠産そば粉の二八が500円と言うのが、如何に採算度外視なのか、よく判る。(純粋な原料費だけで３割、これまた自家製のめんつゆの原料費まで考えれば、下手すると原価率５割近いんじゃ…更に光熱費や人件費、設備費が加わると…店主さんが赤字だと言う意味が良く判る)