gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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残り工事代金9兆ウォン、リビア情勢で韓国企業戦々恐々 -東亞日報-

リビアでのデモ事態が大規模な流血惨劇へと拡大し、現地に進出している韓国の企業各社も戦々恐々としている。
海外建設協会によると、リビアには現代(ヒョンデ)建設や大宇(デウ)建設、現代エムコ、ロッテ建設など、国内建設会社24社が進出しており、複合火力発電所や鉄道、ホテル、病院、住宅など、50件あまりのプロジェクトを展開している。
工事金額は計108億ドル(約12兆700億ウォン)に上る。そのうち、残りの施工代金が82億ドル(約9兆1700億ウォン)に上り、事態が長引けば、事業への支障はもとより、建設会社に対しても深刻な打撃を与えるものと見られる。ある建設会社の関係者は、「海外受注の多角化のため、中東や北アフリカに目を向けたが、情勢不安が長引くことになれば事業戦略の変化は避けられない」と話した。
リビアは累計基準では、3番目に重要な海外建設市場だ。1976年、韓国の企業が進出して以来、昨年末基準で計294件、364億ドルを受注し、全体海外建設受注額の8.6%を占めている。昨年も韓国の企業は計9件、19億6000万ドルを受注し、受注額基準では7位(2.7%)を占めた。
事態は深刻化しているが、建設会社各社は投入した装備や人員のため、簡単に現場からの撤退を決めずにいるという。現在、リビア全体に韓国人労働者は1343人、特に、流血事態が起きたベンガジやダルナなどの北東地域には、343人の労働者が常駐している。
一方、電子や自動車など、国内主要業種は、事態による大きな影響は受けないものと見られる。リビアは韓国の対アフリカ輸出の足がかりの一つであり、昨年、韓国の対リビア輸出金額は計14億1100万ドルと、前年より、約14.2%が伸びた。特に、乗用車輸出が全体の40%を占めている。しかし、現代・起亜(キア)車は、リビアに工場や販売網がなく、三星サムスン)電子やLG電子も、別途の法人や支店は設けていないので、大きな被害はない見込みだ。

http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=020000&biid=2011022284768

韓国はリビア人にむちゃくちゃ嫌われているからのう…民製デモで政権が倒れれば、韓国が賄賂を渡して便宜を図ってもらっていた権力者達が一掃されるから、受注取り消しや、投資した設備を接収される可能性もある。
…これ、リビアじゃないけど日本も他人事じゃない。
もし、中国で飛び火したデモが圧殺される「反政府デモ」から「反日デモ」に形を変えて実行された場合、中国に展開している日本企業は、直接被害を受ける可能性がある。
この辺りの「チャイナリスク」は…考えていないんだろうなぁ、経団連の馬鹿どもは。