ディナーバイキング＆スイーツビュッフェ 桜の雫 新宿店

ここしばらく、忙しさにかまけて買出しも満足にできず、ついでに料理する気力も無くてカップ麺やら手軽な麺類とお菓子でカロリーを補充していたので、そろそろタンパク質とビタミン類をしっかり摂りたいと考えて、バイキングに行く事にした。
新規開拓と、既知のお店を再訪するか悩んだが新規開拓を優先。
そして、新規開拓は池袋とココで悩んだが、午後から仕事なので、会社の通り道である新宿の方が時間ロスが少ないと思い、こっちを選んだ。
比較的最近にバイキングを始めたと言う点と、クーポンがある事が決め手ではあったが、正直…
以下、苦言に付き折りたたみ。
まず、クーポンが２名様以上からの適用で使い難い。これはまあ仕方が無いとして、土日も使えると書いてあるのに、実際に聞いてみると「使えない」との事。
クーポン記載内容の変更は、きちんとするべきだと思う。
また、開店も１１時の筈だが、実際に受付したのは１１０７分と時間もルーズ。
…だがまあ、この辺りは開店したばかりのお店なら良くある話なので、目くじらを立てるほどの事では無い。
さて、店が歌舞伎町、入り口からして胡散臭さが漂っていたのだが、中に入って納得。
「そっち系の店か」と。
どでかい豚の置物がミラーボールの上で回転する謎オブジェの周囲にブッフェ台。
テーブルは紫色(!?)の薄い緞帳が下がったステージに向くように設置されており、いかがわしさは満点。
テーブルに案内され、システムの説明を受ける。
まず、９０分の時間制限。時間を過ぎれば３０分５２５円の追加料金。特にアナウンスしないので、自分で時間管理することと、皿はセルフで片付ける必要がある。
…多分、店員を最小限で回しているんだろうな。
そんな店だから、当然料理が期待できるはずも無く、「スイーツビュッフェ」と言いつつ、安い中華バイキングでありがちな不味いサイコロ状のケーキと、缶詰から出したような杏仁豆腐、原色のゼリーといったチープな内容。
バイキングも、ほぼ１００％出来合いの食品を温めなおしたような料理であり、所謂「安いバイキングの料理」を地で行く内容であった。

まあ、品数自体は頑張っていると思うし、ハムやパンはマシなものを使っているようだが、ぶっちゃけ「飲み屋のツマミ」は「及第点」、それ以外は「落第」。
しかも、皿によってはトングもスプーンも付いてないという状態。
…どうやって取れと？
クーポンが利用できれば激安＆時間はほぼ無制限といったリーズナブルさも考えれば、品数も頑張っているし、補充もそこそこだが、正直、この内容で1380円は「無い」わ。
店構えを見た時に、素直に回れ右していれば…と思いつつ、まあ話のネタと思えば。
一応、自分は「質より量」とは言え、同価格帯で質も量も上の店を幾つか知っているので、再訪は無いと思う。