時事ドットコム：中国空母、３〜５年後に完成＝訓練艦は年内稼働も−元軍高官

【香港時事】９日付の中国系日刊紙・香港商報によると、同国軍備管理・軍縮協会理事で元軍総参謀部高官の徐光裕氏（元少将）は８日、同紙に対し、中国の国産空母が完成するのは３〜５年後になるとの見通しを示した。ただ、時期が早まる可能性はあるという。
徐氏は「中国は将来、３〜６隻の空母を保有するのが理想的だ」とした上で、空母が行動する主な海域として南シナ海を挙げた。（2011/04/09-16:33）

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011040900280

正直言って、予想よりずっと中国の軍拡スピードは速い。
年内稼働と言ってる訓練艦は、ヴァリャーグ改装の「施琅」の事を指していると思われるが、個人的にはコイツの就役は早くて２０１５年頃だと思っていた。
そこから空母運用のノウハウを得て、中国産空母が本格稼動するのは、２０２０年代後半と見込んでいたのだが、艦載機も決まって居ないと言うのに、今月末には試験運航に入り、７月には試験航海まで行うと言うのだから、中国の「本気」が伺える。
中国産空母の就役も、２０年代前半まで早まるかもしれない。
この状況下で、日本の対艦番長Ｆ２を１８機も喪失しているのは、地味にヤバい。
どう考えても、Ｆ２代替機を数年以内に再確保するなんて事は不可能であり、今期ＦＸの選定遅れと合わせれば、日本の防空能力は最低でも１０年以上、劣勢状態となる事は確定している。
日本は弱り目に祟り目で、自分が死ぬまでに滅びる姿を見る事になる可能性が、一段と高くなったなぁ。