gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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プーチンが帰還…2012年、北東アジアの権力は大移動(1) | Joongang Ilbo | 中央日報

「21世紀のツァーリ」が帰ってくる。ロシアのプーチン首相が来年3月の大統領選挙に出馬すると宣言した。当選は既定事実と受け止められている。プーチンと競争すると予測されたメドベージェフ現大統領が不出馬宣言をして「白旗投降」したためだ。
プーチンは2000〜2008年に大統領を務めた。憲法の3選禁止規定により側近のメドベージェフに4年間権力の座を渡した後にまた取り戻すものだ。メドベージェフは2008年に憲法を改定し大統領任期を4年から6年に延長した。プーチンが来年の大統領選挙で当選すれば2024年まで12年間の長期執権も可能だ。事実上の権力者としての首相在任期間まで含めれば24年間にわたり権力を行使するわけだ。旧ソ連時代のブレジネフは18年、スターリンは30年にわたり権力の座に座った。
プーチンは24日、モスクワ市内のスタジアムで開かれた政権与党「統合ロシア」の党大会でメドベージェフの推挙を受諾する形で次期大統領選挙への出馬を公式化した。プーチンは「メドベージェフ大統領とすでに数年前に将来誰がどのような役割を受け持つのかについて合意があった」として密約の事実を明らかにした。合わせてメドベージェフが次期首相になると明らかにした。メドベージェフも次期首相就任を受諾した。公然とした「役割交代」だ。プーチンは支持率80%前後で推移した大統領在任時よりは人気が落ちたが依然として60%以上の支持率を得ている。
プーチンはこの日、「ロシアは5年以内に世界5大経済大国になるべきで、ロシア軍も5〜10年以内に新型兵器を整えて以前の威力を完全回復しなければならない」と力説した。
プーチンは大統領在任期間中、「米国がすべてのことを決める一極体制は正しくない」と主張していた。米国のミサイル防衛(MD)計画も積極的に阻止した。極東地域での中国との領土紛争にも強硬対応した。独立を訴えたチェチェン自治共和国を武力で制圧し国内でも強力な力の政治を展開した。当時ロシア内外では「旧ソ連時代の帝国主義的野望がよみがえっている」という評価であふれたがプーチンは意に介さなかった。その結果「ニューツァーリ」「21世紀のツァーリ」などのニックネームが生まれた。ツァーリはロシアの絶対君主だった皇帝を意味する言葉だ。

http://japanese.joins.com/article/062/144062.html?servcode=A00§code=A00

プーチンが復帰する2012年から2020年と言えば、中国の軍拡が一定の水準に達し、米中のアジア地域における戦力が拮抗する頃。
ロシアとしては中国と組んでアメリカに対抗しても良いし、アメリカと組んで中国を威圧する事もできる、美味しいポジションが期待でき、悪い意味で大きく歴史が動くと目される時期だ。
日本も、2013年にはミンス党政権がどう頑張っても政権維持不可能なので、大きな政策転換を迎える。
正直、麻生並の外交巧者が首相にならないと、日本は簡単に立ち位置を失って、アメリカがアジアの平穏を手に入れるための「代償」として中露に差し出されかねない。
いやはや、楽しいねぇ…。