gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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英雄伝説 碧の軌跡(完全予約限定版:ねんどろいどぷち「ティオ」「エリィ」、オリジナルドラマCD同梱) - PSP

英雄伝説 碧の軌跡(完全予約限定版:ねんどろいどぷち「ティオ」「エリィ」、オリジナルドラマCD同梱) - PSP
ほぼ80時間費やして、1周目終了。
前シリーズの「空の軌跡」と同様に、前後編の構成であり、幸いな事に発売間隔が短かったというのは、ラッキーと言うか。
次回作もあると思うので、楽しみだ。
以下、ネタバレ。
今回も、主要イベントのクリアで時間経過し、時間経過でモブキャラの配置や台詞が一新される仕様は健在。
と、同時に「身喰らう蛇」の謎に関しては完全にスルーというスタンスもまた健在。
…これ、軌跡シリーズ畳むまでに開示される予定あるんか?
まあ、それはさておき、今回はクロスベル自治州の独立宣言と、その武力的背景として祭り上げられたキーアを取り戻す物語を主軸に、ロイドの兄、ガイの死にまつわる真相、そして1作目冒頭構成を伏線としてきっちり回収される等、評価すべきところは非常に多いのだが、やはり「身喰らう蛇」関連がおいてきぼりだったり、エピローグでキーアと引き換えにクロスベル自治州が帝国に占領され、ロイド達がレジスタンスとしてクロスベルを取り戻す2年間をさらっと語るのみで、ちょw。とか思ったり。
さて、今回明かされた、キーアの因果律操作という能力と、零の軌跡冒頭で、ロイドたちが一度死んだ歴史が、キーアによって改変されたという辺りは、時間ネタが流行の昨今だと目新しくないが、きちんと零の軌跡から撒かれた伏線の回収なので、仕込みは発売日である2010年9月30日引く、開発期間3年と言う事を考えれば、流行の追いかけでは無く、むしろ時代が追いついたというべきか。
キーアの無意識に発現している「誰にでも無条件に好かれる」という能力ゆえの苦悩をマリアベルに明かされて暴走する辺りは、お約束ではあるが、天然タラシのロイドの前には無効なのであった。
…最後にマリアベルがしれっと「身喰らう蛇」へ参入して去ったけれど、続編で出てきたらムカツくだろうなぁ…。
何がともあれ、古いタイプの和製RPGとしては、相変わらず完成度が高いと思う。
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