韓国軍：K11小銃が試験中に爆発、1人負傷 -Chosun Online | 朝鮮日報-

韓国国内で開発され、最近量産に入った最新型のK11複合型小銃の性能テスト中に、小銃に装填（そうてん）された20ミリ弾が爆発し、兵士1人が負傷する事故が発生した。
防衛事業庁（防事庁）は17日「今月14日午後2時30分ごろ、韓国陸軍のある部隊で、K11複合型小銃の野戦での運用性に関する確認射撃を行っていたところ、小銃の内部で20ミリ弾が爆発し、イ一等兵が負傷した」と発表した。イ一等兵は腕や手の甲、顔などに裂傷・擦過傷を負い、病院で治療を受けている。
防事庁の関係者は「イ一等兵が引き金を引くと同時に、薬室内で弾が爆発したものと推定される」と語った。
防事庁は、K11複合型小銃の量産過程で発生した射撃統制装置などの問題点を改善、戦力化総量の1%程度を少量生産し、今年9月末から試験運用に入っていた。防事庁は現在、およそ10の部隊に配備されたK11複合型小銃の使用を中止し、事故原因が究明されるまで量産を停止するよう指示した。さらに、国防部（省に相当）が主管する合同調査団を立ち上げ、原因を究明することとした。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/18/2011101800892.html

このニュースに対して、中国政府は国技である「爆発」を韓国が違法コピーしたと遺憾の意を表明した。
…というのは冗談として、このＫ１１は、5.56mmのアサルトライフルに、20mmグレネードランチャーをマウントしたアメリカ試作のXM29 OWICをパク…ベンチマーキングした銃。
この記事で爆発した20mm炸裂弾は、特殊な信管を搭載しており、発射母機で指定した距離で炸裂する事ができる…のだが、どうやら自爆可能らしいな、コレ。
余談だが、アメリカのXM29 OWICは、20mmでは炸薬量の問題で破壊力が劣り、40mmだと携帯小火器として重すぎる。
何より、「高い」…という理由で、正式採用は見送られている物なのだが、韓国は「アメリカ軍も保有していない先進装備」として大喜びでパク…ベンチマーキングして配備に漕ぎ着けたんだけど、どうしてこうなった(棒)