次期戦闘機開発 韓国に技術移転も＝欧州会社 -聯合ニュース-

【ミュンヘン・セビリア聯合ニュース】次世代ステルス戦闘機６０台を導入する韓国の次期主力戦闘機（ＦＸ）第３次事業に応募した欧州共同開発のユーロファイターの生産会社カシディアンが、韓国型戦闘機（ＫＦＸ）の開発に必要な技術を移転する意思を明らかにした。また、韓国政府と具体的な交渉を進めたい考えを示した。
カシディアンは１０〜１４日、韓国国防部の記者団を招待し、ドイツとスペインのユーロファイター組みたて工場、スペイン空軍のユーロファイター飛行団などを公開した。
カシディアンはユーロファイターの最終組み立てを行っている会社。ＦＸ第３次事業の機種は２０１２年１０月に選定される予定で、ユーロファイターと米ボーイングのＦ１５Ｅ、ロッキード・マーチンのＦ３５が候補に挙がっている。
カシディアンの韓国事業責任者は１３日に行われた会見で、「ＫＦＸ開発に必要な技術すべてを移転できる」と説明。韓国が求める性能を備え、２０１６年までに供給することができるとした。韓国の要求事項が提示されれば、本格的な交渉に入る構えだ。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/10/19/0200000000AJP20111019002700882.HTML

これで、日本がユーロファイターを選ぶ可能性は消えたな。
ユーロファイターのブラックボックス無しの条件は、日本での改造内容をＢＡＥに公開する事のバーターなので、日本がユーロファイターを導入した場合、ＡＡＭ４等の国産ミサイルの情報がＢＡＥに流れる事になる。
日本と直接利害の無い欧州圏に漏れるだけなら許容範囲だが、潜在敵国である韓国に漏れるのは問題。
まあ、ここまで選定を引っ張った事で、ユーロファイターを選ぶメリット(改造ＯＫ)がほぼ無くなっていた訳だし、今回はＦ１８Ｅ／Ｆ、次々ＦＸではＦ３５で良いと思うわ。
Ｆ１８なら、アメリカも多少の改造を認めるだろうから、ＡＡＭ４改も乗るだろうし、次々ＦＸの頃ならＦ３５も条件緩和されてるだろうし、それまでにＦ３５のウエポンベイに入る国産ＡＡＭを開発しておけばいい。