gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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火星探査機:中露、予定の軌道に乗れず - 毎日jp(毎日新聞)

火星の衛星フォボスから表土やバクテリアなどのサンプルを採取するロシアの火星探査機「フォボス・グルント」が中国初の火星探査機「蛍火1号」とともにモスクワ時間9日未明、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのロケットで打ち上げられたが、予定の軌道に乗れない状態となった。
ロケットから火星探査機などを切り離した後、異常が発生したという。今後修復できるかどうかは不明。ロシアや中国の通信社が報じた。9日の新華社電は、ロシア当局者が「われわれにとって苦難に満ちた夜だ」と語り、打ち上げ失敗の可能性を示唆したと報じた。
ロシアはソ連時代の1988年、探査機を火星周回軌道に投入したが、フォボスの探査に失敗。96年には打ち上げに失敗し、今回が91年のソ連崩壊後初の火星への飛行となる。
その間、日本の「はやぶさ」が昨年、小惑星探査を行うなどロシアは日米欧に水をあけられ、宇宙大国の威信をかけての打ち上げとなった。
フォボス・グルントは来年9月、火星周回軌道に到達。2013年2〜3月にフォボスに着陸しサンプルを最大200グラム採取し、14年8月にサンプル入りカプセルを地球に届ける計画。
火星周回軌道に到達した際には蛍火1号を分離。同機は着陸せずに火星の大気や地形を観測する。フォボス・グルントが歴代惑星探査機の中で最も重い13トン超なのに対し、蛍火1号は約115キロ。(北京・共同)

http://mainichi.jp/select/world/news/20111109k0000e030086000c.html

低軌道の衛星と違って、探査機は軍事から離れた分野なので、失敗は素直に残念と思う。