時事ドットコム：中国国防費１１．２％増＝「脅威」打ち消しに躍起

【北京時事】５日に開幕する中国の第１１期全国人民代表大会（全人代＝国会）第５回会議の李肇星報道官（前外相）が４日、記者会見し、２０１２年の国防予算が前年実績比１１．２％増の６７０２億７４００万元（約８兆６９００億円）に上ることを明らかにした。実績比で２年連続の２桁の伸び、当初予算比では１１．５％増で、２４年連続の２桁増となる。
李報道官は国防費の伸びが国内総生産（ＧＤＰ）の増加率よりも低いことや、ＧＤＰに占める割合も１．２８％で、２％を超える米国や英国のＧＤＰ比よりも低いことを説明。「中国の限られた軍事力は国家主権と安全、領土を守るためのもので、他国の脅威とはならない」と弁明した。
中国は昨年、ステルス戦闘機「殲２０」の試験飛行や旧ソ連製空母「ワリャーグ」を改造した中国初の空母の試験航海を開始するなど、軍事技術や装備の開発に力を入れている。李報道官は「新型兵器をはじめ、すべての装備の研究、購入の費用も国防費の中に含まれている」と述べ、国防費の透明性をアピールした。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2012030400074

去年に続いてGDPの伸びは１桁で、今年はとうとう8%という実質ゼロ成長にも関わらず、軍事費だけは２桁成長って…。
隠れた軍事費も含めて2桁成長なら、経済破綻する数年以内に戦争フラグだけど、今まで隠していた公表額の2倍以上と言われる実態としての軍事費の一部をオープンにしただけで、実質は軍事費横ばい、というならもう少し猶予はある。
何にせよ、中国の急速な軍拡を「国防用」と額面どおりに信じるアホは平和ボケした日本人か、軍事的脅威を感じる必要が無い無関係な国の人くらいだろうな。