gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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デジタルコンテンツEXPO 2012:スケスケになっちゃう「透明プリウス」 実際に乗ってみた - ねとらぼ

光学迷彩技術を応用することで、後部座席が透明になるという「透明プリウス」が、デジタルコンテンツEXPO2012に出展され注目を集めた。YouTubeに投稿された動画が話題になったが、実物が公開されるのは今回が初。果たして本当にプリウスは透明になるのだろうか?
外見はごく普通のプリウス
透明プリウスと言っても、外見が透明になるわけではない。運転席にはプロジェクターが設置されており、プリウス後部のカメラがとらえた映像を、プロジェクション・マッピングの要領で車内に投影する。後部座席にカメラの映像が重なると、まるで座席が透けたように見える、という仕組みだ。バックで駐車する時など、座席が邪魔で後ろが見えない時に役立つという。
シートの間に、プロジェクターとハーフミラーが取り付けられている
展示されていた車両に実際に乗り込んでみた。運転席に座り、後部を振り返ると、確かにうっすらと後方が透けて見える。ただプロジェクターの光量が足りないのか、映像はぼんやりしており、あまり鮮明ではなかったのが残念。現時点では「透明になる」はちょっと言い過ぎのような気もした。
映像を投影したところ。後部座席にカメラの映像が投影され、後ろに立っている人や三角コーンが透けて見える直接ハーフミラーをのぞいた方が映像は鮮明に見える
とは言え「シートを透かして後ろを確認する」という点では十分に機能しており、実用性は高そうだ。また、モニタごしに後部カメラの映像を見るよりも、より直感的に後ろの様子を確認できるのもこのシステムの優れたところだろう。プロジェクターの光量がもっとあれば、本当に「透けて見える」ように錯覚させることもできそうだ。
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 稲見研究室による開発。今回はトヨタのプロモーションも兼ねての出展となったが、すでに自動車メーカー各社から多くの声がかかっているという。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1210/29/news056.html

良いアイディアだと思う。…が
物理的に映像を投影しようとするからプロジェクター光量とか、どうでもいいところで評価を落とし、アイディアが正しく評価され無い訳で、こう言うのはARの得意分野なのだから、HMDを使った方が良いんじゃないかと思ったり。
まあ、道交法的に、HMDを被って車を運転できるかどうかは知らないけれど。
でも光学透過ヘッドマウントディスプレイならいけるんじゃなかろか。
ブラザーのAiRScouterなんかは、まだまだ解像度が低いけど、タブレットスマートフォンと連動できれば、面白い使い道もありそう。
…と調べていたら、
シースルーモバイルビュアーMOVERIO「BT-100」というものを見つける。
EPSONが開発した、Android2.2搭載の光学透過ヘッドマウントディスプレイで、単体でコンテンツを駆動できるし、タッチパネルインターフェースも付属しているから、使い方によってはかなり遊べそう。
問題は、頭の位置と向きを正しく検知して、AR表示できるか…というところか。
この辺も、類似研究は多そうなんだけど。