gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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アメリカ連合国が発足へ 米南部7州がアメリカ合衆国からの離脱を求め、連邦政府に署名提出 : まとめたニュース

米国の7州の住民は、米国から独立するために必要な署名数を集め、現在、連邦政府から公式回答を待っている。請願書は、ホワイトハウスのウェブサイト内で請願を受けつけている「We the People」に掲載された。
現在までに、40州の住民が独立を求める請願を提出したが、7つの州だけが正式な受理に必要とされる2万5000人以上の署名を集めることができた。最多署名数が集まったのはテキサス州で、約10万人が署名した。テキサス州の請願書では、米国の経済問題は、予算制度改革における連邦政府の無能さの結果だと指摘されている。
ウェブサイトには、テキサスの州都オースティンが、テキサス州から分離し、米国に残ることを求める請願も掲載された。
テキサス州のほかに、ルイジアナ州フロリダ州ノースカロライナ州アラバマ州ジョージア州テネシー州も、2万5000以上の署名を集めた。フロリダ州を除いたこれらの州では、住民の大多数が米大統領選挙でロムニー氏に投票していた。米国の専門家たちは、ホワイトハウスがどこかの州に離脱への「ゴーサイン」を出す可能性はゼロにちかいと指摘している。
米国では、エイブラハム・リンカーンが大統領に選出された後の1860年と1861年に11の州が離脱、その後、内戦が始まった。
イタル・タス

http://japanese.ruvr.ru/2012_11_15/beikoku-shuu-dokuritsi/

アメリカの凄いところは、こういう「ありえないだろ」的な法手続きすらきちんと存在している所にあると思う。
日本の場合、改憲手続きですら「存在してなかったので改憲不可能」という状態が延々と最近(たったの2年前)まで放置されてきたのとは、全く対照的だ。
実際に独立できるか否かはともかく、国民が法的手続きに基づいて、国にNoと言える仕組みが有る、と言うことが重要だと思う。
…まあ、あくまでも「政府の無能に対する抗議の意思」の範囲であり、本気で独立したいと思っているDQNは居ないと信じたいけれど。*1

*1:基本的に、大国から分離した小国は貧乏にしかなり得ない。道州制とか都道府県税収格差が大きい状態で推進しても、東京以外が貧乏になるのと同じ。つか行政機能を細分化する時点で、行政システムの効率悪化が避けられないので、正に愚策としか。あんなの支持している連中の気が知れない