領空侵犯機 レーダーで捕捉できず NHKニュース

今回、沖縄県の尖閣諸島の周辺の領空に侵入した中国当局の航空機について、自衛隊のレーダーでは捕捉できなかったことが分かりました。
航空自衛隊は各地に設置したレーダーなどで航空機による領空侵犯がないか監視する体制をとっています。
しかし、今回は、領空に侵入した中国の国家海洋局に所属する航空機をこれらのレーダーで捕捉することはできず、海上保安庁からの通報で、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したということです。
これについて、自衛隊トップの岩崎茂統合幕僚長は１３日の記者会見で「日本周辺の空域の警戒監視を行っているが、残念ながら捕捉できず領空侵犯された。今後、こうしたことが起こらないように対応していきたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121213/k10014165631000.html

これは…なんというかガチでヤバイ。
まさか、中国が解散総選挙直前のこの時期に領空侵犯と言う、明確な主権侵害に及んだというのも酷い話なのだが、防空識別圏を越えて領空侵犯される状態にも拘らず、日本のレーダーが中国機を捉えられなかったという事実が地味にヤバイ。
しかも、別にステルス機でもなんでもない、固定翼機って辺りがマジで。
つくづく、国内の平和団体を自称する外観誘致組織による反戦デモと、低能マスゴミに踊らされて、防衛費を削減し続けたツケの重さに慄然とする。
この状況で、「日本の右傾化」などと言うのは、「日本に自衛権を認めない」と言うの等しい利敵行為だ。
不幸中の幸いは、これが中国軍の奇襲攻撃ではなく、海監…海洋監視艦の固定翼機という、偵察機の暴走行為と言うべき事例らしい点。
つまり、実際の戦争までに、問題点を改善する為の時間が残されている事。
一刻も早く日本は憲法を改正して、特定アジアを除く、対中包囲網をアジアに作り上げるべきだと思う。
追記
関連:時事ドットコム：「正常な飛行」と反論＝尖閣沖の領空侵犯−中国外務省

【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は１３日の記者会見で、中国国家海洋局の航空機が沖縄県・尖閣諸島（中国名・釣魚島）周辺の日本領空を侵犯したとの指摘について「釣魚島は中国固有の領土であり、中国機が釣魚島の空域を飛行することは全く正常なことだ」と反論した。
洪報道官はその上で「日本側が釣魚島周辺の海域や空域で違法な行為をしている」として、やめるよう要求した。　（2012/12/13-17:47）

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012121300732

…現場の暴走でなく、中国政府の判断で、領空侵犯だったのか。
これはもう、かなり状況が切迫しているといえる。
下手すると、来年早々には上陸して実効支配を宣言しかねない勢いだわ。
ミンス党は経済から政治(収賄等)、経済(経済対策の後回し、口蹄疫対策のずさんさ)、歴史認識(媚中・美韓)から外交失敗(反米政策)、災害対策(しなかった)に安全保障(仕分けで弱体化)、増税とバラマキ(子供手当て)と、本当に色々とロクでも無い事を日本にしでかしてきたけれど、震災(原子力災害)対応に次ぐ、日本にとって酷い結果を残したのは、外交分野だといっていいと思う。
…菅とか殺されていないのか不思議なレベル。