韓国輸出企業 中国でウォン建て決済可能に | Joongang Ilbo | 中央日報
【ソウル聯合ニュース】韓中間で通貨交換（スワップ）資金を貿易代金の決済に活用する制度が始まり、韓国の輸出企業は中国企業との取引でウォン建て決済が可能になった。
http://japanese.joins.com/article/900/166900.html
韓国銀行（中央銀行）は１７日、国内市中銀行１２行と「韓中通貨スワップ資金の貿易決済支援制度」の約定を締結したと明らかにした。通貨スワップ資金の限度額は６４兆ウォン（３６００億元＝約４兆８０００億円）。
韓中企業はそれぞれ自国通貨で代金を受け取ることができる。これまでは９５％以上が米ドル建ての決済だったため、両国企業は為替相場の変動リスクを抱えていた。同制度は韓中輸出入企業に大きく役立つとともに、両国政府がそれぞれ推進するウォン・元の国際化にもつながるとみられる。
これ、実のところ韓国がホルホルするニュースじゃなかったりする。
あくまでも韓国のウォンと中国の人民元のスワップなので、実際のところ中国に輸出するものは多くても、輸入するものが少ない韓国にとっては、貰った人民元が「余る」仕様だから。(つまり貰った人民元の使い道が無い)
この状況だと、韓国にとって生命線にはならず、むしろ韓国が中国の人民元を担保している状態なのに、気が付いてないのかなー？ *1
中韓だと大体３．７兆円くらい韓国の貿易黒字。日韓だと２．２兆円くらい韓国の貿易赤字。(2011年、韓国銀行の発表)
だからこそ日韓スワップが韓国の命綱だった訳なんだが。*2
そして、決済通貨として人民元やらウォンを使うって事は、スワップ締結時の固定比率で人民元とウォンを交換するようになるって事か？
それって、通貨統合の１段階目って奴で、経済規模的に、韓国がウォンを捨てて人民元に統合されていくって未来しか見えないのだが…。
なんにせよ、今年の明るいニュースと言うべきかな。
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判りやすく、米中天秤にかけて、中国を取ったという意思表示。
この勢いで、さっさと米韓同盟解消して欲しいな。
もし、またノムたんみたいな「バランサー理論」とかぶち上げたら、今度こそ中国もアメリカもプチきれるんじゃないかな。
閑話休題。
日韓関係については、「日本側からは韓国を切っていない」というポーズは既にしっかり示している一方で、韓国新政権からは続けて「韓国側から日本を切っている」姿勢が出されている以上、日本が韓国を切るのにアメリカが文句を付け難い状況に着々と進んでいる。
次の参院選で自民党が再び単独与党になれば、外交の方でも思い切った手を打てるようになった時に、自民党がどう動くか、国民の期待を裏切らないで欲しいものだ。
