gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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PAC3を防衛省に搬入 ミサイルに迎撃態勢 - 47NEWS(よんななニュース)

北朝鮮の新型弾道ミサイルの発射に備え、防衛省は9日未明、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を東京・市谷の同省敷地内に運び込んだ。
首都圏の朝霞、習志野自衛隊施設にもPAC3を配備。首都圏への配備は、北朝鮮が沖縄付近を飛行経路と予告した昨年4月と12月のミサイル発射でも、政治経済の中枢を守るとの理由で行われた。今回は予告がなく、経路は不明だが、同様の判断をしたとみられる。
防衛省では、8日夜からグラウンドに投光器を置いて、空自の隊員が設置作業を進めた。

http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013040901001045.html

アメリカ経由で情報でも貰ったんだろうか。
ちなみに、PAC3の防護範囲はウィキペディアによると

PAC-3による防護範囲は、速度がマッハ6強(2km/秒)程度となる短距離弾道ミサイル(SRBM)に対しては、発射機より左右に各35km、前に40km、後に10kmの扇状の範囲(ギターのピックの形状・フットプリント)を迎撃できるが(PAC-2GEM+の能力が大きい)、ノドンなど、日本において直面する可能性の高い準中距離弾道ミサイル(MRBM)攻撃(速度マッハ10=3.7km/秒)程度では、半径20kmの扇状の範囲にまで縮小する。ちなみにこの広さは市ヶ谷を起点として東京23区西部境界程度迄の広さ程度で、1個高射群に2個の発射機(即応弾各16基)、無線指揮車(無線によるリモートランチは30キロ圏程度可能)により部隊分割使用で最大8個までの首都圏近郊の高射部隊の発射機の内、埼玉からと、千葉からの展開で、市ヶ谷,朝霞,習志野の三点をもって首都枢要部をカバーできる能力に相当する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%98%B2%E8%A1%9B

と言うわけで、一応、首都上空の防空迎撃準備が整ったという状況。
とはいえ、パトリオットミサイル保有*1の都合で、全力*2で日本に叩き込まれると、確実に落とせる*3のは225発までなので、70発以上は着弾する。
加えて、きちんと迎撃準備が整っている場所に打ち込まれれば良いが、高射隊の居ない場所は迎撃不可能なんで、実際には半分も迎撃できれば御の字かなぁ、と思ったり。
通常弾頭なら、70発程度落ちたところで、死者数も知れているのだけれど、北朝鮮は世界有数の「BC兵器大国」だったりする。
もし、人道を蹴飛ばして日本にABC兵器を使うような事があれば、たった70発でも6桁以上の死者数とか余裕〜となる。
…流石に、直接戦争している訳でも無い国に、手持ちのカード(中距離弾道ミサイル)を全部ぶち込むようなアホでは無いと思いたいけれど、相手は常識が通用しない朝鮮人だからなぁ…。
追記:逆神がフラグを立ててしまったらしい。

(前略)
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「日本全土を射程に収めるノドンや米本土まで到達するというテポドン北朝鮮の独自開発で、どこに飛んでどこに落ちるか分からない。その点、ムスダンは旧ソ連のミサイルでそれなりの信頼性はあり、核弾頭の小型化に成功していれば積める。ただ2007年に登場して以来、何度も発射されるといわれながら、実験すらも一度もない。本当に飛ぶかは分からず実はハリボテじゃないかともいわれている」と指摘する。
(中略)
「悪ガキがたき火をして、騒いでいたら消防車20台に取り囲まれている次元になっている。北朝鮮はムスダンも撃てずに軍部強硬派が崩壊する自滅劇になる」(神浦氏)
(後略)

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/129872/

これはマジでミサイル発射来るかな。

*1:16高射隊x16発で最大468発、予備2個あるけど予備なので勘定しない

*2:北朝鮮のノドン保有数300発以上

*3:1発の弾道弾に対して、2発投入して96%の迎撃率を確保